人の子の話なんだけどね。
今日はサッカーの試合を見に行った。
ルールもよくわからないサッカーをなぜ見に行ったかというと。
先週、職場に手紙が届いた。
中学生最後の試合になるから見に来てほしい。って。
最近忙しい私の土日が、その日は空いてたので、正直気が進まなかったけど行くことにした。保護者の携帯とLINEIDまで書いてあるんだもん。
よく知らないところなので緊張するし、訳がわからないアウェイなので、本当にイヤだったんだけど、結果的に行ってよかった。
逆転勝ちの盛り上がる試合だったし、知ってる子や先生がいたし、何より保護者が何人も挨拶に来てくれた。
今年の中学生は、全学年関わった子たちだからさ。
試合が終わって子どもたちのところに連れて行ってもらったら、すごい興奮した背の高い子たちが走り寄ってくる。こわ〜
「うれしくて泣きそう」
だってさ。
そんなふうに素直に気持ちを表す子だったんだな。
はっきり言ってあの年は忍耐だった。
やっかいな横綱と信頼関係を結ばなきゃ行けないし、うるさくていちいち寄ってくるサッカー部。理屈っぽい嫌われ者。コミュ障の嫌われ者に重病の子のケア。
幸運だったのは、前の担任よりいいと、みんな私のことが好きだったこと。前の人には申し訳ないけど。
あんなに苦労して、しかも主任だったからやらなきゃいけない仕事もたくさんあって、土日も出勤してた。
「行きたくない」とは思わなかったけど、ジュリーの歌を聞いて気持ちを奮い立たせてた。
修学旅行も運動会も卒業式も泣かないって決めてた。それは今じゃないから。
4月の最初の出会いの日に「正解」を聞かせて、卒業式の最後の学活でも「正解」を聞かせていたときに、やっと終わったと泣けてきた。
この仕事って、その時すぐには結果が出るもんじゃないんだな。
あの子たちの心の中に少しは風を吹かせることができたんだな。
そう思った。
最後の日に、私のことは忘れなさいって言ったのにね。あなたたちは未来を生きるんだから、過去は振り返らないって。だから私はあの子たちに会いたくなかったんだけど。
明日からまた頑張ろう。
元気をもらえた1日だった。
ありがとう。