辻村深月さんの『かがみの孤城』
学校に行けず
ただ時間が過ぎる日々を送っていたある日
突如光出した鏡に導かれ
大きなお城がそびえる不思議な世界で
出会った7人の中学生
これからの1年間
城の中に隠れた
何でも願いを叶えてくれる鍵を見つけ出す事
夕方5時までには家に戻る事
それ以外は自由にこの場所を使って良い事など
この世界の案内役である
可愛らしいドレスを着たオオカミ少女から
説明を受けます。
お互いの事を何も知らないところから
共に時間を過ごす事で
はじめは怖かった鏡の世界が
自由に過ごせる居心地の良い場所に変わります。
次第に明らかになってくる
それぞれの事情、所在地、この世界の意味
そして自分たちが集められた理由
辻村深月さんの作品は
上下巻どちらも分厚くて読み応え抜群なので
読む前はハードルが若干高めですが
読み始めると、その世界観に引き込まれ
あっという間に読破できます。
今回の作品もそうでした(笑)
学校に行く事が出来ない
それぞれの事情を思うと胸が苦しいですが
要所要所にクライマックスに向けた伏線が
隠されていて、思わずはっとさせられました。
学生にとっての学校は社会そのものと同義で
分かり合えているようで分かり合えない部分
ほんの些細なことでわだかまりが生まれる
集団生活をしていると色々な人がいて
自分の意見を言える人や目立つ人が
偉そうに笑っている教室という空間が生まれる
生徒だけでなく教師にも、社会に出れば上司にも
理不尽で白状でどうしようもない人間はいて
逃げ場がない。とても息苦しい世界ですね。
何か光を見つける事も必要な事だなって思います。
自分もゼミが割と憂鬱で
敵対されていて関わりたくない人がいるのですが
結局行くしかないんですよね
それでも何とかなってるのって
自分と関わってくれる人が、応えてくれる人が
いるからだと思います。ありがたい事です…
ということで
なんだか長く書いてしまいましたが
ここまで読んでいただきありがとうございました〜
