時間がないサラリーマンが、副業を始める上で大事なのは「今、自分が持っているものを活かす」ことです。

 中には、副業をやろうとして「何か売りになる資格を取らなきゃ」と思う人もいるかと思いますが、普通に考えて、資格だけで、何の実績もない人に仕事を依頼する顧客はいないのではないかと思います。

 

 また、自分が持っている能力を活かそうと、会社で行っている仕事のスキルを使って副業を始めようとする人がいます。

 もちろん、「あなたのスキルをぜひ我が社に」という相手がいればいいのですが、そのように言ってくる人は、たいてい今の仕事を通じて知り合った人でしょう。つまりそれは、会社の顧客を奪う行為に当たる可能性がある、ということです。

 

 時々、「バレなければいい」というので、こっそり裏で顧客と個人的に取引する人もいるのですが、世間とは意外に狭いもの。万一、会社にバレてしまったら、本業を失うことになるし、業界内で噂になってしまえば、次の仕事を探すのが困難になる場合もあります。

 基本的に、会社で覚えた専門技術は、世間に出てみると、意外に求められていないことが多いものです。内容が専門的過ぎて、一般向けではないからです。

 

 だったら、「自分が持っているものを活かす」というのは、一体どういう意味なのでしょうか。

 

 たとえば、私はサラリーマン時代に在庫処分店を社内起業しましたが、そこで身につけたマネジメントスキルや店舗運営ノウハウを使い、FCオーナーとして独立しました。

 サラリーマン時代にやっていたお店は小売業でしたが、FCで立ち上げたのはストレッチ店でしたから、全く業態は異なります。もし、知っているからといって会社と同じ業態で起業していたら、おそらく上手くいかずに、今頃はサラリーマンに逆戻りしていたかもしれません。

 

 だったら、「自分には副業に活かせるようなスキルはない」という人は、どうしたらいいのでしょうか。そういう人は、自分が持っている人脈を活かすことです。

 

 “人脈”といっても、有名人や著名な経営者のことではありません。あなたの周りにいる人こそが、あなたの人脈です。それは「将来、あなたの顧客になってくれる」という人脈です。

 

 自分の知り合いが、自分の顧客になるという言葉に、「??」と思うかもしれません。しかし知り合いだからこそ、相手の好みや考え方がわかります。相手が求めているものを汲み取って、それを相手の目の前に提示してあげれば、相手は喜んであなたの顧客になってくれるでしょう。

 つまりセールスの対象として、自分の人脈を活かすのです。

 

 当然、欲しくもないものを相手に強要すれば、相手は逃げていくだけですが、相手が欲しいものを提示するのですから、相手はあなたに感謝し、必ず喜ぶに違いありません。

 

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