流れ星と共に
亜美「あっ!香上!」
愁「ん?」
亜美「なんもなーい、呼んだだけ」
愁「何だそれ」
亜美「部活がんばれー」
愁「おう、じゃね~」
小夏「ちょっと、美津さん、コイツいつ殺す?」
美津「いつにしよっか~」
亜美「ちょ!殺すなよっ!」
小夏「ラブラブ見せつけた刑だ!」
亜美「何ソレー!」
__こういいながらも、少し照れてる・・・・__
海にはしばらくしてから伝えた。
すぐに言ったら、腹いせに付き合ったって思われそうだったから・・・__
海「え?!マヂで?!」
亜美「うん・・・海には絶対に言おうって決めてたのさ!」
海「うぉ~、マヂかぁ~、なんか複雑、アッサの話はたくさん聞いたから、やっとか!って感じだわ~」
亜美「なんそれっ」
海「まぁ、おめでとう」
亜美「うん、今超幸せ、あのね、見かけによらず優しいんだよー」
海「あいつはけっこうイイ奴だよ」
亜美「そーんな事分かってるよ~」
3年は、最初はダメかと思った。
けど、案外上手くいくもんだな~
夏休み間近・・・アタシは光の事は思い出そうとしなかった。
光は幸せにしてる・・・アタシも幸せになれた。
みんな幸せなんだ、それ以上の事なんてない。
希「ね~、亜美なんか言ってない事あるでしょ?」
亜美「え?何?点数?あ、今日は英語と~」
美優「違うっ!亜美誰かと付き合ってる?」
亜美「え・・・え・・・?」
__言ってないはず・・・__
希「やっぱりィ~~ッ!!」
亜美「・・・・」
アタシは口をへの字にして顔を隠した
美優「なんで言わんがよーーーッ!!」
亜美「・・・・言おうと思ったけど、なかなか言えなくて・・・」
希「誰?誰?誰と?もしかして他中?」
美優「え、違うでしょ?話聞いたけど、早中の3年だって!」
亜美「ちょ、それ誰からっ・・」
希「男子がなんか聞いてきたから」
アタシはその場でがくっと座った。
亜美「誰よそれ~・・・」
希「ガンが言ってた、で、誰?誰?」
亜美「2週間くらい前に、香上に告られたよ」
希「うぉぉっ!!やっぱ亜美カワイイからだよっ!」
亜美「カワイくないっ!!カワイかったとしても顔で選ぶ奴はイヤ!」
美優「亜美は香上の事好きだったの?」
希「あ、それ気になる」
亜美「あ~、最近仲良くなったんだけど、見かけによらず、優しいし、坊主だし・・」
希「坊主?」
亜美「アタシ坊主好きなんよ・・・パーマかけたり、ツンツンの髪してる人はなんか悪いイメージ持つから好きじゃない」
希「あ~分かる~」
亜美「それに、光から抜け出せるチャンスだと思ったし、2週間前と比べたら、全然好きになってきたと思う」
美優「うん、いいと思うよ、亜美おめでとう」
亜美「うん、今は幸せだって自分でも思う」
希「亜美おめでとぉ~っ!!」
みんなが笑うのを見て、一安心した。
その時、
愁「うぉ~い、朝倉~」
美優「っ!」
アタシはその声にふり返った
亜美「あ、香上」
愁「あ、取り込んでた?」
亜美「うん、1週間に2回くらいみんなで喋ったりしてるんだ~、でどうした?」
愁「いや、朝倉が見えたから、ヒマなら喋りながら帰れないかな~って、けど話ししてるなら、今度にする」
その時、
希「亜美ィ、ウチ等の事なら、気にしなくて大丈夫だよ、美優はもう塾だし、解散する?」
亜美「あ、そっか、希なんか喋りたい事なかった?」
希「んーん、亜美の話し聞きたかっただけだから、大丈夫だよ」
亜美「そっか、じゃあ解散という事で」
アタシはそのまま香上に送ってもらった
愁「いつも話してるの?」
亜美「うん、みんなの話し聞くの楽しいから、自分の話しもするしさ~」
愁「ていうかアイツ等、知ってるワケ?」
亜美「あ、さっき突き止められて・・・あの2人は心から信頼する友達だから・・・ダメだった?」
愁「ん~、別にいいよ、オレもタカ達にバレてるし」
__やっぱり広まるのって早いな~__
亜美「やっぱ送ってもらうの悪いよ!あそこで話してこうよ!」
アタシは愁としばらく話していく事になった。
少し暗くなってきた頃、
愁「お前さ~、前髪あげたほうがいいと思うけど」
亜美「え~、そう?アタシは今のほうが・・」
愁「それもいいけど、前のがいいと思う」
そう言って愁は前髪をつまんだ
少しドキッとした
髪__
亜美「ははは、じゃあ明日から上げてこようか・・」
愁の顔が近くにあった
亜美「なんか・・・近くない?」
愁「近い?」
亜美「うん、うん?」
愁「お前さ、キスしたことある?」
亜美「なっ、あるわけ・・・ないじゃん」
愁「だよね」
__え?そういうノリ?__
やっぱそうだった、顔が近づいて来る
すごく緊張した。
あわてて目をつむった、瞬間
__ゴツンッ___
??
おでこをゴチンッとぶつけてきた
アタシはただ呆然とした
愁「ははは、早いだろ?それは」
亜美「もー!ビックリしたじゃんか!!」
愁「うわ、めっちゃ顔赤い」
亜美「っ!笑うなっ!!」
ぷにっ、とほっぺたをつねられたけど、不機嫌な顔をしてフイッと目をそらした
愁「怒るなって」