大城くん「立春のとき」① | narutomi☆breaktimes

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先月の2/3、“ふみの日”に

大城貴史くんの2枚組CDアルバム「立春のとき」が

ついにリリース✨

 

 

僕はありがたい事に

全曲アレンジで参加させていただきまして、

好きなように楽器を入れさせてもらいました(笑)

 

 

昨年のクラウドファンディングでの

ふみんちゅの皆さんの熱い応援により、

実現出来た2枚組アルバムと

リリースライブ&ライブDVD作成♪



制作の機会をくださって

本当にありがとうございました😊

 

 

かなり事後報告ですが、いろいろ思い出して

ふみ返りながらアルバムのセルフなんちゃらを

昨年の思い出の記録として残しておこうかなと♪

 

 

…多分、長いよ😚

 

 



「立春のとき CD1枚目」

 

①声

 

 

大城くんが昨年の今頃、

まだ未発表のこの曲を

配信でよく歌っていたので

「きっと次のアレンジ曲はこれだな…」と

思っていたらやっぱりこの曲だった!という曲(笑)

 

 

この「声」が一番時間かかりました😅

12/8拍子で打ち込みの細かい所が多く、

「声」だけにVocalトラックもメッチャ多く、

楽器もフルに詰め込んだのでもうミックス大変😵

 

 

でも、いつも初めにコード進行を決めるのだけど、

サビのコードが出来た時に「やったな♪」と

思えたので、やりがいありましたよね。

 

 

タイトル通り大城くんの「声」を

まずフューチャーしたいなと思ったので、

テーマ部分は絶対にコーラス隊にしよう!と

まず決めていました。



僕が初めにまあまあ(適当)な

英語のコーラスを作ったのだけど、

大城くんはさらにカッコイイ、

テーマ部分を作ってくれましたね✨

 

 

先行配信Ver.の「声」は

ドラムフィルから入るバージョンだけど、

「アルバムはきっとこの曲から入るだろう」と

予想していたので、イントロのコーラス始まりは

アルバムの為にとっておいたのです😚

 

 

そのテーマ部のコーラス隊の

後ろのフレーズも上手くはまってくれたかなと♪



4つ楽器の音色を重ねています☺️



バンスリ(インドの横笛)やアコーディオンやら🪗

この音色の配分にもすごい時間かかった記憶が…



おかげで描いていたイメージ通りのフレーズに

仕上がったので良かったです🎶

 

 

他にはギターもたくさん入れたな♪

アコギ2本とエレキ2本+エレキソロ。

間奏は完全に僕のよくやる進行ですね😅

ギターソロもバンド時代のまんま延長です(笑)

 

 

何気にオケにたくさん楽器を入れてあるので、

是非そちらも探して聴いてみてください♬

 

 


 

②あなたにとって

 

 

まさかこの曲がアルバムの

2曲目に来るとは思わなかった(笑)

 


大城くんのアレンジに初めて参加したCDの楽曲。

 


略して「あなとつ」😳

 

 

…らしい(笑)

 

 

「つ」がタイトルを発する言葉のどこにも無いのに

突如現れて、僕も2週間後には言いやすいから

普通に呼んでいた「あなとつ」😆

 

 


これの思い出はコード進行かな♪

ずっとフワフワ着地しない進行

 

 

テーマの「Wo oh…」が印象的だったので、

一緒に心地よいアコギのフレーズを

どんな感じが良いかな?聴きやすいかな?

という所にけっこう時間かけた気がする。

 

 

この曲は最初にアレンジで関わったせいか、

大城くんっぽいなぁと特に感じる曲ですね。

 




③遠恋

 

 

16ビートのちょっとオシャレ感を

出した(つもりの)アレンジ曲。

 

 

ひでぽん(前田秀幸くん)作曲のこの曲は、

メロディの切り口がカッコイイよね。

 

 

大城くんの楽曲の中ではあまりない、

ループっぽい曲(繰り返しコード曲)なんだけど、

ここで出来たのは嬉しかったな♪

 


エレキもカッティングとワウギター弾けたし、

こういう曲のギターフレーズ考えるのって

けっこう至福の時かも(笑)

 


サビなんて“シャカシャカワウッ”って感じで、

コード押さえてなくて、弦に触れているだけっていう😅

 

 

リリースライブ時に、

バンドアレンジで僕以外の楽器の皆さんが

落ちサビ~ラストサビ行くところに



“ダダダッ ダダダッ” って

音源に入れていないフレーズを考えて

演奏してくれました。



嬉しかったなぁ✨

 

 

何言ってるか分からないと思うので🙃

ライブDVD出来たら

その場所チェックしてみてください(笑)

 

 


 

④白曜日

 

 

タイトルが大城くんらしいよね✨

 


この曲は、

沖縄にいながら、いつの日かの雪が降っている

景色を思い出してピアノ打ち込んだ記憶が…☃️

 

 

全体的にシンプルにまとめています。

 

 

間奏は12小節、

ストリングスフレーズのソロにしようと思って、

いくつか作って聴いてもらったけど、

大城くんがあまりしっくり来ていない様子だったので😆

 


「間奏のオケ流すから、

どんなフレーズが良いか歌って(笑)」って

言って歌ってもらい、作って入れたフレーズですね。



後半の半音で下降していくコードの所だったかな?

間奏後ろ5小節の話です。

 

 


白曜日だけに、

昨年のホワイトデーに配信していたような…

 

 

く~ニクイね(古)

 

 

 




⑤近くの海に行くといい

 

 

この曲はとにかく音色で“海感”を

出すことに集中しました。

 

 

アコギとエレピ、

カホンなどのパーカッション系ですね🪘

 

 

歌の構成もAメロ・Bメロ(サビ)の繰り返しという

単純な構成が、まさに寄せては返す波のよう…

 

 

曲の始まりと最後に、

波のサウンドを混ぜていますが、

とある波の音源(30分くらいあるもの)を、

ずっと聴いて



どこの波が曲の始まりっぽいか?

どこの波が曲の終わりっぽいか?

 

 

ずっとずっと波の音だけを聴いていました…

 

 


 

僕は何をやっているんだろう?

 

 

ってなりました。

 

 



近くの宜野湾のトロピカルビーチへ行きました⛱

 

 

 


⑥1972

 

 

大城くん×ひでぽん楽曲ですね。

 

 

ひでぽんが自身のCDで

発表されているバージョンがあったので、

大城くんバージョンは8ビートのゆったりめに

しようと最初にイメージを浮かべていました。

 

 

テンポはいつも大城くんが決めるのですが、

僕がどうしても他の曲との印象を

大きく分けたいな…と思っていたので、



なんとレコーディングの日のスタジオで

直前まで練習をしていたであろうキーを

さらに下げてもらっちゃいました(笑)

 

 

あまりにゆったりした感じの

良い歌が録音出来たので



「もうこの曲は、三線(さんしん)と

アコギだけにするから♪」って

僕は言っていた気がします…😅

 

 

この曲を

レコーディングしていた時期

(昨年11月~12月)は、

先にVoの録音日を決めて動いていたので、



僕の作業がどんどん追いつかなくなると、

テンポだけは固めておいて、

あとはほとんど軽いリズムと

ピアノ音色をポーン(白玉音符)くらいで、

大城くんに歌の録音をしてもらっていました😵

 

 

ちゃんと録音した歌に、

そこから僕が肉付けをしていく形ですね。


 


三線レコーディングをスタジオで

終えてもまだ自分の中では

バラード曲だったのだけど



家でアレンジを再開し始めたら

どんどん歌の世界に入って行き…



2サビ前にドラムをドーンって入れだし…😚

そしたらベースもドーンって欲しくなり…



エレキも何もかもドーン…🎶


 

 

いつも通り

マックス(がっつりバンドサウンド)まで

行ったアレンジとなっちゃって(笑)



「1972、やっぱりドーンって行っちゃった笑」と

大城くんに伝えたら



「良いっすね」って

言ってもらえたのがかなりホッとした

思い出のこの曲です😅



 



三線は、

沖縄の三線弾きシンガーソングライターの

稲嶺幸乃ちゃんに弾いてもらっています♪

 

 

テーマとソロは僕があらかじめフレーズを考えて、

歌中は、一緒に考えながら録音✨

 

 



コード進行はシンプルかつ、

じわっと来るような曲の世界観を作れたかなと☺️

 

 

間奏にマイナーコード進行を入れて

詞の世界のドラマを1曲通して

感じながら聴いてもらえるように

仕上げてみました。

 

 

音で平和とその反対を

盛り込んでいる楽曲ですが、



まさに今、

この歌の歌詞やメロディの持つメッセージを

より探してみる意味がある曲だなと思いましたね。

 

 

 この曲もじっくりと聴いてみてください♪




…長いから、


2枚組4回に分けよう笑