山口県立美術館で、「香月泰男のシベリア・シリーズ」を見ました。
香月泰男さんは1943年から1947年くらいの4年半、戦争へ召集・従軍、戦後はシベリア抑留されました。その体験を絵に残されています。
この時期なので戦争や平和についていろいろ言葉も聞きますが、うすっべらな言葉もあるなあ、と感じることもあるけど、戦争を実際に体験した人の絵と文はやはり重さがあり、伝わりました。
美術館の人に聞いた話しでは、シベリア・シリーズの絵はすべて山口県立美術館が保管していて、今回はそのシリーズのすべての絵が展示されてるそうです。
今回の展示で香月泰男さんの思いがスゴく伝わってきたのは、絵とともに、その絵の解説をご本人の言葉で解説した文が添えられています。
絵と文をあわせてみると、よく理解できます。逆に絵だけでは、その思いを理解するのは難しいかも。
というわけで、スゴく思いが伝わりやすい展示になってます。
すべての人に見てほしいと思いましたが、とりわけ政治家の人には全員に見てほしいですね。もう少しやってます。8月25日までじゃ。ちゃんと時間をかけて見てほしい。
羽鳥さんとか、玉川さんとか、松原さんとか、堤さんとか、反町さんとか、公共の放送によく出てる人にも是非見てほしい。
戦争を実際に体験した人の絵と言葉です。伝わりますよ。