1-2 死の状況と死因の記入

名前の後に人間界単位で40秒以内に死因を書くと、その通りになる。


死因を書かなければ全てが心臓麻痺となる。


死因を書くと更に6分40秒、詳しい死の状況を記載する時間が与えられる。


死因に心臓麻痺と書いた後、40秒以内に死亡時刻を書けば、心臓麻痺であっても死の時間を操れ、その時刻は名前を書いてからの40秒以内でも可能である。


死の状況で可能になる事の詳細な範囲は死神にもわからないので、自分で検証し明らかにしていくしかない。


書き入れる死の状況は、その人間が物理的に可能な事、その人間がやってもおかしくない範囲の行動でなければ実現しない。


死因や死の状況を先に書き、後から名前をその文字の前に書き込んでも有効となる。その際、名前を書くまでの有効期間は人間界単位で約19日間。


死因に「自殺」は有効であり、ほぼ全ての人間に対し、自殺は可能性がある事とされ、「考えもしない事」には入らない。


自殺でも事故死でも、名前を書かれた人間以外の死を直接的に招くような死に方をさせる事はできない。他の人間の死を招く様であれば、名前を書かれた者が第三者の死を招かない状況下で心臓麻痺となる。


デスノートに名前、死の時刻、死の状況を書いた後でも、6分40秒以内でもあれば、死の時刻、死の状況は何度でも変更できる。しかし、もちろん6分40秒以内であっても、変更可能なのは死んでしまう前である。


事故死とだけ書き死の状況を書かない場合は、そこから6分40秒以後、最短で不自然のない事故に遭い、死亡する。


事故死の死の状況は、たとえその時死亡する人間が名前を書かれた者だけであっても、人間界の環境に多大な影響を与えその事で後で死者が出る様な物は「人を巻き込む」事になる為、心臓麻痺となる。


デスノートに病死と書き、病名と時間を指定した場合、その病気の進行に必要なだけの時間指定がされておらず無理が生じると、書き終えてから40秒後に心臓麻痺となる。