2.血の眼「写輪眼」

雨は木ノ葉の里を激しく威嚇しているような音をたて降っている。

今までの通りコテツとイズモは門番であった。

「おい、誰だあれは」

最初に発見したのはコテツだった。

「は?」 「おい!誰だ!こんな雨に!」

彼は無言である。

「おい!イズモ!よく見ろ、写輪眼だ!」

「カカシさんじゃねぇのか?」

「違う!両目だ!この感じ・・・まさか」

彼はニヤリと笑い二人を襲撃した。

「そのまさかだ・・・俺は・・・うちはサスケだ!」

うちはサスケというのだ。彼は抜け忍でもあり、ダンゾウを殺害した国際的犯罪者。

彼は何故ここにいるのだ。

「さて・・・潰すか・・」

「天照!!!!!!!」

黒い炎が屋台を包み込んだ。そしてサスケは独り言をつぶやいた。

「皆笑ってやがる・・・軽蔑と嘲笑に聞こえる・・・」

だが黒い炎は瞬時に消えたのだ。

「な・・・に!?天照が・・消えた!?おかしい・・・」

イズモは気付いたのだ。彼はサスケでもうちは一族でもないことを。

ボフン!!!煙が発生した。そこに姿を現したのはーーーー

「やはり長持ちはしないか・・・闇変化の術はまだまだだな」

闇隠れの忍、天魅ではない。もう少し子供で下忍であろう。

「甘いんだよ・・・何もかも・・なぁ九尾」

彼は姿を消した。

~闇隠れの里~

「放せってばよ!!!」「くっそーーこうするならこっちだって・・」

ナルトはひょうたんのなかで仙人モードに入ったのだ。

「行くぞ!仙法・螺旋連丸!」ドカーーーーーーン!

轟音が響き天魅は駆け付けた。

「おっとここで足止め♪俺様ここで攻撃♪ウィィィィィィィ」

ビーはとっくに抜け出していた。そして八尾になったのだ。

「ナルト、尾獣玉を使う。下がっていろ」

「尾獣玉?」

「そのうち分かる。行くぜ!」

そのとき彼は来たのだ。

「待っていたよ、焔地・・さぁやれ」

木の葉の人物は焔地というのだ。

「分かったよ、闇遁・磧硾礦(せきついこう)」

焔地は口から人を出した。

「!?うちは・・・・イタチ?」

ナルトは愕然とした。










以上です。次回も楽しみに!