住宅事業部設計の本間です。ご無沙汰しております。
今回は現在の鉄骨プレハブ建築(合理化と均一品質)の先駆者、広瀬鎌二先生をご紹介します。
武蔵工業大学(現:東京都市大学)名誉教授をされていました。
今回は自邸(SH01)とSH65を見ましょう。SHとはスチールハウスのことです。
数字はナンバリングだそうです。SH01はご自宅で、軽量鉄骨造の平屋で延べ14坪
です。各構造部材の極限までの無駄をなくし、その細さはすごいの一言です。
建物重量も1t程度とのこと、驚異です。
シンプルで美しい住宅です。
SH65は斜面から片持ちに張出した窓の無い鉄の箱という、当時はかなり斬新な外観
であったろうと思います。擁壁が削られたところが入口です。
下の赤い屋根部分はあの宮脇檀先生による設計で増築されたそうです。
建築家:広瀬鎌二 調べてみたくなりませんか。