尊厳 | 日本空手道 葉隠塾東京本部 瞬機必殺の理

尊厳

人間は考えを持っている為に単純に理解の出来ないところがあります。
こちらの勝手な理解(と云うよりも推量)が的外れであったなら、相手(対象者)はその誤解を
潔しとはしないでしょう。

それを難しく云うと尊厳となります。
何と思われても良いとは言えない面倒なものが誇りなのです。

客観的にそれを観察すると辛いものがあります。

ぼくの母は悪く云えば意地っ張りで片意地でしたが自分では自尊心であり尊厳だったのでしょう。
80才に入ると今流行の認知症と云いましょうか、ボケが進みそれを見ることを辛く感じました。

ボケは神様からのその人へのご苦労への贈物と云いますが、願わくば人としての尊厳だけは
守らせて欲しいものです。

しかし、それなりに尊厳を守ろうとしていた努力が忍ばれます。
それがいとも切ないのです。

叔父はまだ70才前でしたが脳梗塞にかかり、それはらは世をはかなんで人にも逢わずそれどころか
自殺を試みたと聞きます。

尊厳を守り切る自信がなかったのでしょう。

老いて衰えるのは仕方のないこと、とは言え尊厳だけは持ち続けたいものです。

これからは自分自身、人間として清々しい生き方を模索し続けたいと思っています。
たとえそれが自分自身への負荷になろうとも。


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