『男達の美学』 | 日本空手道 葉隠塾東京本部 瞬機必殺の理

『男達の美学』

『男達の美学』

今回は、2010年の4月に我々の心に残る試合を刻み、
総合格闘家としては引退されて行かれた柔道家の吉田秀彦氏のお話です。


引退後のテレビ出演で、選手時代の思いを語り聞かせてくれました。
その中から試合へ望む心構えをピックアップして見たいと思います。


『全ての格闘家がそうであると思うが、
終わった(引退)後、生きていて良かったと思った。』
と語ったのが印象的でした。


更に、『対戦の都度恐ろしいと思い、
自分が恐ろしいのであれば相手はもっと恐ろしいのだと信じて臨んだ。』
その後、番組のホストから
”ならば、何故それをやるのか”と云う質問がありました。


吉田氏はそれに対し興奮とか刺激と云うような
答え方をしていたように記憶しています。
しかし、僕が思うに、吉田氏も無意識に誘われる男の性、
格闘家の習性に従ったのでしょう。


それは、決して金だけでもなく、
また名声だけでは更に出来ない命を懸ける挑戦する男の美学。
その思いが試合に駆り立てたのです。


空手家、ボクサーなどの選手を目指す皆さんも
その美学にいずれ魅せられ、引き込まれて行くのです。
例え、そこにどんな結末が待っていようが、止まらないのです。



これは、対象が格闘に限らず、何にでも挑戦する男達すべての美学です。





葉隠塾  成嶋弘毅


にほんブログ村 格闘技ブログ 空手へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ


ブログをご覧下さる方々へのお願い;
葉隠塾ホームページ http://www.yoin-juku.com/

コラム&武士道の欄を設けております。
ご覧下さいました方よりコメントなりメッセージを
ブログの方に頂けましたら幸いです。

宜しくお願い致します。