中野整骨院|北九州市八幡西区折尾
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①急性期(疼痛期) Freezing phase
4.肩関節痛-7
上腕骨頭を上方に引っぱる三角筋と、首側に引っぱる棘上筋は、協調して上腕を挙上する
役割がある。この2筋は加齢とともに退行変性して筋力低下するが、腱板の老化が早期に起
こるので、相対的に上方牽引力が強くなる。すると上腕外転時に上腕骨大結節は肩峰の下を
通過できずに衝突し、外転90°前後の運動制限が生ずる。
また肩腱板に生じた腱炎は、すぐ上方にある肩峰下滑液包に炎症を拡大させる。肩峰下滑
液包炎が起こると、強い自発痛が出現し、とくに夜間痛を訴える。

②慢性期(拘縮期) Frozen phase
肩峰下滑液包炎は、数ヶ月から1年を経て、炎症が徐々に治まり自然治癒することもあれ
ば、癒着性滑液包炎に進展することもある。
炎症が自然消退する過程で、元来はゼリー状だった滑液は、水分が失われて接着剤様にな
り、腱や骨に癒着し、上腕の運動制限が起こる。
炎症が消退すると運動時痛は消失するが運動制限は持続する。これを癒着性滑液包炎とよ
ぶ。癒着が滑液包のみにとどまらず、肩関節包全体に及べば癒着性関節包炎となり、肩関節
拘縮が生ずる。
治療:運動療法(コッドマン体操など)
中野栄煥