ファイターズ、強い。本当に強い。
気がつけば、エスコンフィールドでのオープン戦、7試合やって6勝1分け。つまり、まだ一度も負けていません。
先日のジャイアンツ戦では、スタメン発表は「万波中正」だったけど、試合開始直前に矢澤に交代。どうやら練習中に少し足を気にする場面があって、大事を取ったみたい。でも新庄監督は「大丈夫でしょう。でも、もし大丈夫じゃなくても代わりはいるからね」と。
この言葉、今のファイターズの強さを象徴しているなと感じました。あの万波にすら「代わりがいる」って言えるチーム状態。
今のファイターズは、戦力を落とさず2チーム作れるんじゃないかってくらい、ポジション争いが激しい。まずは相手チームと戦う前に、チーム内の競争を勝ち抜かないといけない。
昨日のヤクルト戦もナイスゲーム!
相手の先発は、WBCにも出場した高橋奎二投手。奥様(板野友美さん)には、僕の曲、たくさん歌っていただいたので、親近感のある選手です😃
初回。その高橋に、ファイターズの打線が火を噴きました。
1番・吉田、2番・今川の「"昨年はいなかった" 絶好調コンビ」が、レフト前ヒットの共演で無死一・二塁。
一死後に4番・野村が、追い込まれながらも粘って、ライトへポトリと落とすタイムリー。
この打ち方ができていれば。
そしてランナーを2人置いて、レイエス。
3-1から真っ直ぐでファウルを取って、カウントは3-2。ここまでは順調。キャッチャーは中村悠平選手。WBC胴上げ捕手。シーズン中なら、ストライクからボールに落とせば空振り三振というところ。
だけど、いや、これは……真っ直ぐで勝負するかもしれないと思った。オープン戦だ。高橋自身、自分のストレートを試したいのではないかと。
そのストレートを、レイエスは「待ってました」と一閃。レフトへスリーランホームラン。
乾いた打球音と、美しい弾道。一瞬、時が止まった。
昨年、僕を何度も興奮させてくれたレイエスが、今年も見られそうだ。
高橋もさすがで、2回以降はしっかり立て直してきたけど、6回の先頭・清宮が、見事なライトへのホームラン。オープン戦絶好調の彼のホームランを、僕は今年すでに3本観たことになる。
期待しちゃうよ。本当にすごいシーズンを、期待しちゃう。
これで勝負あり。
ファイターズ、競争激しすぎ問題。
キャッチャーだけでも郡司、田宮、伏見と3人が競っているうえに、この日は吉田が途中からマスクをかぶるシーンも。
外野はこの日は水谷と松本剛を外しても、まったく遜色なし。
内野では前試合で3安打の上川畑、オープン戦2本塁打のマルティネスが外れたほどだ。さあ、開幕スタメンはどうなるんでしょうか。本当に楽しみです。
オープン戦が終わったら、開幕スタメン予想なんかもこのブログでやってみたいなと思ってます。
エスコン無敗、大航海は続く。