僕の50歳の誕生日の前日に、素敵な音楽仲間が集まってくれて、盛大にイベントを行いました。題して「ナルーソニック」。年末の忙しい最中にも関わらず、お声がけをした友人が全員出演が叶ったと言う、本当に感無量の一夜になりました。

 

ちょうど、このブログにて連載中の「僕のGlory Days」も50回目になります。その外伝として、ライブレポートを残しておきたいと思います。

 

2018年12月10日(月)

成瀬英樹 生誕50祭 ナルーソニック

 

大変豪華なゲストの皆様のおかげで、完全ソールドアウト!開場後すぐにたくさんのお客様が入場されました。その、開場時のDJを買って出てくれたのが、僕のMLB仲間でもある、SCOOBIE DOの名ドラマーMOBY

 

マジかっこいい!!!!本当に痺れるグルーヴ。最高のバンドですよね!

 

 

1. 人生は映画だ(成瀬英樹 SOLO)

 

一曲目は新しいアルバム「Kimi wa Melody」から「人生は映画だ」をワンハーフサイズで。最近の僕のライブでは必ず最初にお届けするナンバーです。

 

そして、ゲスト登場。まずはSOWAN SONGくん。素敵なシンガーソングライターです。

 

2. はちみつマフィン(成瀬 w/ SOWAN SONG)

 

僕のアルバム「Kimi wa Melody」でもデュエットしているこのナンバー。SOWAN君との共作曲です。この夜は全編SOWAN君が歌う特別なバージョンでお届けしました。

 

 

 

 

続いて登場は、山崎あおいさん。もう、何も説明もいりませんよね。当代随一のシンガーソングライターの一人です。

 

 

近年は楽曲提供にも意欲的な彼女。新しいアルバム「FLAT」も快作です!

 

 

3. ふたりで歩けば(成瀬 w/ 山崎あおい)

 

あおいさんの代表作の一つである2015年の名曲「ふたりで歩けば」を、僕がアレンジしてカバー。以前から僕のステージではディランのようなトーキング・ブルースにしてカバーしていましたが、この夜はあおいさんとセッションするということで、ややマイルド目に、フォーキーなシャッフルでお届けいたしました。どちらにしても、原曲とはまるで違う解釈です。しかしながら、強いメロディーとメッセージを持つ名曲。どのように料理してもしっかり伝わるものだ、と思います。

 

あおいさんの名言「半分ですね!」が聞けます!

 

 

4. タイムマシンなんていらない(成瀬 w/ 山崎あおい)

 

 

僕がyou-me名義で作曲・編曲した前田敦子さん2013年の大ヒットを、あおいさんの歌唱でカバー。前田さんのファンとして知られるあおいさんのキュートなボーカルが素敵でした。

 

 

 

そしてここで、無告知サプライズゲストの登場。なんとAKB48の現役メンバー、竹内美宥さんのご登場です!美宥さんは歌もアレンジも非常に素晴らしく、YouTubeの動画では世界的に高い評価を受けている音楽家でもあるのです。なんと動画の編集もご自身でされています。

 

 

ご縁があって以前から音楽仲間として親交がありました。この度、ご出演いただけることになり、美宥さんご本人はもちろん、ご関係の皆様にご協力いただけたことを心から感謝いたします。

 

僕から美宥さんにリクエストをしたのがこちら。

 

5. 走れ!ペンギン(成瀬 w/ 竹内美宥 山崎あおい)

 

 

織田哲郎さん作曲のこのあまりにも美しいメロディーを持つ名曲に僕は何度も何度も励まされてきました。何度涙を流しただろう。いつか、こんな素敵な曲が書けたら、僕は作曲をやめてもいいとすら思っています。

 

「アイドルは聴かない」という音楽的生き方もあろうと思います。しかしそれはあまりにももったいない。僕は本気で、この曲は平成歌謡史に残る作品だと思います。美宥さんはこのオリジナル歌唱メンバーであります。歌っていただけてとてもとても嬉しかった。

 

6. 君はメロディー(成瀬 w/ 竹内美宥 山崎あおい)

 

そして美宥さんもYouTubeでカバーしてくれている、僕が作曲した「君はメロディー」を3人で歌いました。サビのハモ、打ち合わせしたわけじゃないのに自然発生的にテンションノートだらけのラインを歌うあおいさんに唸らされました。さすがです。

 

 

ちなみにこのブログのタイトル「僕のGlory Days」はこの「君はメロディー」のサビのライン「夢を見たGlory Days」からとったものです。

 

名うてのアイドル好きである山崎あおいさんと、3人での演奏。一生の思い出になりました。お二人にご出演いただき、本当に感謝です。

 

続いての登場は、僕の盟友、このブログでも何度も登場する、元アップル&ペアーズのフロントマン、岡田純。今では滅多に人前で歌うことのない彼、非常に貴重な機会になりました。

 

7. ずっと ずっと(成瀬 w/ 岡田純)

 

 

1998年、アップル&ペアーズの「ずっとずっと」この曲はほとんど僕と純が一緒に作ったと言っても過言ではない。メロディが彼から生まれる瞬間から、レコーディングまで僕はずっと横にいました。

 

今回、一緒に歌ってみて、この歌の骨格の太さに驚きました。同時に20年前の自分たちを誇らしく感じたりして。のたうち回り、もがき苦しみながら歌を作っていたあの頃を。

 

彼も同じ思いなら嬉しいのですが(僕らはいちいちそんな感情を確かめ合うような間柄ではないのです笑。)

 

 

 

8. イエロー(成瀬 w/ 岡田純)

 

 

この歌はすでにアップルがライブでやっていたものを、レコーディング用にアレンジする際に僕も手伝ったものです。なので編曲のクレジットももらっています。しかも、レコーディングではアコギも弾きました。当時持っていたギルドのD-35で弾いたんじゃなかったかな。純とギターの磯と3人で一本のマイクに向かって。

 

「イエロー」は当時から本当に大好きな曲でした。一緒に歌えて嬉しかったです。

 

そして、現在はディレクターやA&Rとして活躍する純のバランス感覚から選曲されたのが、僕たちFOUR TRIPSのデビュー曲「WONDER」

 

9. WONDER(成瀬 w/ 岡田純)

 

純がメインボーカル。僕がハモに回って。歌詞など見なくても歌える純は、僕よりも僕の曲に詳しい男でした。僕の全てのレパートリーのテープを持って帰り、さまざまなアドバイスをくれたものです。当時からA&R気質を持っていたのですね。

 

そんな純ならではの衝撃の秘話も飛び出したこのセクション。急遽出演を決断してくれて感激でした。そして、この日も運営を手伝ってくれた小松田コユキさんは、現在は石田ショーキチさんや黒沢秀樹くん周りのお仕事をされていますが、元々はアップル&ペアーズのマネージャーとして、この世界に入った方です。すべてのご縁が繋がったのです。

 

 

 

 

続きはまた、書きます。怒涛の名演が続いた後半をご期待ください。

 

【ライブのお知らせ!】 

2019年3月9日(土)

『土曜の夜のサンキュー・ミーティング』 

下北沢 風知空知 

出演:成瀬英樹 

開場17時00分/開演17時30分 

予約 2,500円/当日 2,800 

●メール予約:風知空知 yoyaku@fu-chi-ku-chi.jp (ご希望公演名、お名前、枚数、ご連絡先を明記の上お申し込みください)