皆様コンニチハ('ω')ノ
今日も昨日に続いて雨で寒いですね。
例年に比べればまだマシな方かもだけど。
最近スマホの調子が悪く、というか
電池がヤバくしょっちゅう落ちます。
けっこう古いタイプなので買い替えれば
いいんですが最近のスマホってめちゃ高じゃない?
もうちょっとしたスペックのPCより高いじゃん…
スマホは仕事でも使っていて
ないと困るんで今本気で買い替えを
検討してるんだけど値段が値段なもんで
悩んでるオイラです(´・ω・`)
なんか通信会社にうまく吸い上げられてる感が
否めないぜ。
ちなみに電池交換は
既にやっているのだよ(´;ω;`)ウッ…
今回はC35ローレルの
キャリパー移植作業です。
今回のローレルはマニュアル化で公認済みはされて
いますが基本2.5のメダリストです。
それの純正ブレーキ一式をER34スカイラインのキャリパーを
流用して装着してしまおうという作業になります。
日産車あるあるで
基本こういった流用は可能なんですが
少し加工や調整が必要になる作業ですね。
まぁ僅かな加工ですが。
その僅かな作業を行えば基本ポン付けです。
ブレーキは重要パーツとなるので
慎重、確実なる作業をしていきます。
これはフロントになります。
けっこう純正キャリパーは小さめですね。
履いてるホイールは18インチのKFですが
隙間がけっこうありますね。
オーナー様もここがかなり気になるポイントみたいです。
フロント純正
よくある片持ちシングルピストンキャリパーです。
C35は全グレード、ハブ5穴なんでハブはそのままで
いけます。
リア純正
リアに関しては純正でインドラサイドでシングルキャリパー
仕様です。
インドラのサイドブレーキ部分はそのままでいけます。
作業はキャリパー、ローターを交換していく感じですね。
とりまキャリパーとブラケット、ローターを外したところです。
ハブセンターがサビでガッチガチでした。
もちろんこの後サビ落とししておきました。
フロント取り付け部
ER34キャリパーは中古でオーナー持込品です。
純正ではナックルにキャリパーブラケットがつき
そのブラケットにキャリパーがつく感じですが
交換予定のキャリパーは4ポッドなんでブラケットがなく
ナックルに直にキャリパーがつく感じになります。
なのでナックルの取り付け部のピッチとかが違うと
キャリパーがそのままつけなれないとかになりますが
流石日産は無加工そのままポンで装着可能となります。
しかし他の日産キャリパーならそのままついてしまうのも
あるんですがER34キャリパーの場合、キャリパーの
取り付けボルトが違うのです。
←ER34ボルト →C35ボルト
こう比較してみるとわかると思います。
ボルト径がER34の方が太いのです。
なのでC35のナックルのキャリパー取り付け部のボルト穴に
ER34ボルトが太く入りません。
このポイントがC35ローレルにER34キャリパーを流用する
一番のネックポイントとなります。
C35以外もシルビア系などのナックル側の穴が細いので
同様なポイントとなる訳です。
もちろんC35の細いボルトではER34キャリパーと
合わないので無理ですね。
じゃあER34の太いボルトを入れるため
ナックル側の穴を拡大すればいいじゃん?って
事なんですが
ナックル側を加工となると、まずけっこうガッチリ鋳物で
造られてるナックルの穴拡張が大変、
ナックル加工による強度不足な不安、
加工精度が求められるので制度不足による
キャリパーがきちんと装着できない、ボルトに過剰に
負担がかかる、
などのデメリットが多すぎなんです。
※すごい昔はこの方法でやってたらしいのですが
その昔でも危険かもって言われてたなぁ…
じゃあ
キャリパー側をなんとかしましょうって事が今回の
交換のやり方です。
取り付け(変換)キット
こういった部品があるんで今回はこれを使っていきます。
要はER34キャリパーはアルミ製。
ボルトの取り付け部のナット部分は鉄製でアルミキャリパーに
圧入されています。
その部分を交換してC35の細いボルトでER34キャリパーを
装着します。
オーバーホールしてあります。
こんな感じにナット部分が抜けます。
▲注意▲
このキャリパーのナット部分の打替え作業はやり方、
作業方法などにコツがあります。
きちんとした知識がないと失敗します。
失敗すると最悪キャリパーがオシャカになりますので
DIYでされる方はご注意ください。
重要部品のブレーキ関係なので少しでも不安なら
プロにご依頼ください。
打替え後
こんな感じに圧入し装着します。
これでキャリパー側の準備はオッケーです(*^^)v
リアキャリパーに関してはフロントみたいに
加工作業はありません。そのままいけます。
フロントハブ
今度はハブ側の加工です。
今回ローターもER34ローターになるので
ローター径が大きくなります。
なので干渉するバックプレートをカットします。
※よくあるヒマワリ加工は当店では採用しません。
見た目的にも機能的にもカット加工を採用してます。
もちろん切りっぱなしではサビてしまうので
サビ止め処理をします。
この車両はけっこうサビが多い車両でしたので
けっこうガッチリ目の強力サビ止めを塗りました。
リアハブ
前期したとおりサイドブレーキ部分はそのまま
使えるのでそのままです。
フロント同様リアもバックプレートカット加工していきます。
カット
サイド部分にキリコやゴミが入らないように養生し
カット。
むせちゃうぜ!
リアもガッツリサビ止めを塗りました。
これでハブ側の加工が終わりましたので
ローターやキャリパーを組んでいきます。
フロント完成
新品のローター(新品ディクセル製)を組み
ブレーキライン接続し完成です。
新品ローターはキレイでいいやね( *´艸`)
パッドもプロジェクトμ制に新品交換してあります。
リア完成
リアもフロント同様ローターは新品交換しております。
インドラなのでサイドシューとのアタリ問題もあるので
シュー側を表面研磨しサイド調整します。
ブレーキフリュードの交換(エア抜き)もして
完成です。
今回変更となったのはキャリパーとローターですが
ブレーキマスターはC35のままです。
ペダルフィーリング、効き共に問題ありませんでした。
スッカスカだったホイールとの隙間も
けっこうパツパツになりました(*^^)v
ホイールディスク部とキャリパーのクリアランスも
ギリギリですが、かわしております。
※キャリパーの表面の傷はホイールとの接触痕では
ありません。中古キャリパーなので最初っからの傷です。
今回は見た目的に交換した意味合いが大きいですが
確実にブレーキの性能アップしています。
ブレーキの効きもサイドの効きも
バッチリです( *´艸`)
何度も言いますが
ブレーキは需要部品なので触る時は細心の注意を
はらって作業しましょう。
それでは
またねー('ω')ノ