皆様☆Hey!ヽ('ー'#)/ Hello!☆
GW明けからめっさ多忙の毎日です。
だから
令和になってから初ブログだったりするんだなw
令和になってから
例のスズキのリコール作業に追われ
他にも大きな仕事が入り休日返上で
作業に追われ、やっと終わって
この前の定休日に
家族で嫁車で買い物に出かけれみれば
オカマ掘られるっていう('Д')
令和始まって早々こんなんで
大丈夫なのか?と不安がいっぱいなオイラです(´・ω・`)
追突の衝撃で首と背中と腰がイテーですよ。
他人のオカマ掘られてムチ打ちで痛いってほんと?
大げさじゃねーの?
って思っていたけど実際自分がなると
すんげー痛いのね…
家族全員ケガなくてヨカタけども。
今回は86のクラッチ交換と
フライホイール交換をやっていきます。
【!注意!】
クラッチ交換などの作業が終わってしまうと
オーナーに中身を見せられない様な作業を
ブログを通してオーナーに説明、紹介する内容と
なっております。
トヨタ ZN6 86
クラッチ交換とフライホイール交換の依頼です。
走行距離的には5~6万キロ程度なんですが
依頼により交換です。
クラッチ、フライホイール共に純正です。
新車から一度も開けてないって訳です。
クラッチは純正、フライホイールは社外の軽量タイプに
交換していきます。
皆さんご存知の通りトヨタ86と言えど
車両はほぼほぼスバルです。
エンジンは水平対向の4発エンジンが載っています。
水平対向エンジンのメリットは低重心ですね。
あとエンジンは短くなるメリットもあります。
なのでエンジンをバルクヘッド側(室内側)に
寄せて搭載すればフロントミッドシップ的な
感じ(FDみたいにね)にできるのですが…
そうなってないんですよねw
エンジンは通常?の位置に搭載されているので
エンジンルームからミッションが見えちゃうんです。
印してあるところからミッションです
まぁ作業をする側からしたら
エンジンルームからミッション周辺にアクセスできるので
整備性はいいですね。
レリーズシリンダー
レリーズもミッション上についているので
エンジンルーム内からレリーズにアクセスできます。
これはとっても整備性がいいですね。
でもエンジンルーム内にあるんでエンジンの熱で
劣化が早いみたいですね。クラッチホースも。
んで86BRZってクラッチ純正だと
すごいペダルが軽くないですか?
なので86BRZはプル式のクラッチだって
言う方もいますが一般的なプッシュ式になります。
軽い原因はクラッチカバーにあるんです。
正確にはもう少し色々あるんだが。
それでは作業を進めていきましょう。
86も通常のFR車のクラッチ交換と手順は
大体同じです。
まずミッションを降ろします。
まずは室内側から。
シフトレバーを外していきます。
86の場合、シフトレバーが外せる様にするまで
けっこう面倒です。
センターコンソールからエンジンスターターとか
周りの内装をごっそり外します。
86BRZあるあるですけどスターターの土台は
ただはまっているだけでこじって取り出すんですが
これが固い!
傷がつかない様に養生し割れないように
ゆっくり慎重に時間をかけて外します。
某量販店さんなんか良く割っちゃうらしいですぜ。
所詮はプラスチックとクリップだからね。
経年劣化でも割れる事もあるしね。
まぁ無事キレイに何事もなく取り外せました。
シフトピン
シフトレバーの下側にクリップでピンが
固定されています。
これを外しシフトレバーを外します。
86BRZの場合、この方法以外にも外し方があります。
それはまたの機会で。
ここのクリップを外すのにブーツに切れ込みを入れないと
外せないので本当は他の方法が良いのかも知れませんが
今回はこの方法で取り外しました。
外れました
シフトレバーを外すとこんな感じです。
これで室内側の作業は終わりです。
次は下側(車外)からの作業です。
ミッション
中間マフラーとプロペラシャフトを外したところです。
今回は一緒にミッションオイルも交換するので
事前にオイルは抜いてあります。
シルビアなんかと違い、けっこうミッションの取り付けボルトが
丸見えです。
作業しやすい感じもしますが
ミッションを降ろすのに手前のスタビライザーが邪魔ですね。
まぁ外さないでも降ろす事は可能なんですが
今まで一度も降ろした事のないミッションだと
ノックピンが固かったりもするし
86BRZミッションの場合、取り付けボルトの下側2本が
スタッドボルトになっていて
その分まっすぐミッションを後方にスライドさせて
降ろさなければなりません。
スタビ&ブラケット
なので外してしまいます。
ミッション載せ降ろしの時にスタビが邪魔で
なかなか載せらんなくて、あーでもないこーでもないって
やるんなら最初っから外してしまえば楽です。
降ろし
準備ができたんで降ろします。
予想どおり固く、なかなか隙間が開きません。
ノックピンが固いと思うのでノックピンのところに
ラスペネ吹いて少し動かしてやったら
外れました。
ヨカタよ(*‘∀‘)
降りました
逆光になっちゃったけど
ケース内は走行距離5~6万キロにしては
汚れているかな?
クラッチ
車体側のクラッチはこんな感じです。
まだ外してないんで詳細はわかりませんが
エンジンの下あたりにスタッドボルトが2本出てるの
わかりますか?
けっこう長めのスタッドです。これのせいで
ミッションをこのボルト分まっすぐに抜かなければ
なりません。
逆を言うとこの長いスタッドのお陰で装着する時に
まっすぐ入れる事ができるのです。
って思うでそ?
装着時の時に詳しく書きますが
そう上手くはいかないんだなぁ…
ミッション側
ミッション側はこんな感じです。
ミッションからフォークとベアリングを外したところです。
フォークのあたり面はこんなもんでしょうか。
ミッションレリーズベアリング可動部
レリーズベアリングがつくところの状態です。
グリスっけはまだありますね。
画像を見るとわかると思いますが
レリーズは奥まで動きません。これで正常です。
跡で稼働している範囲がわかると思います。
レリーズベアリング
86BRZにの場合、レリースベアリングはレリーズカラーと
一体になっております。
※メーカーによってはクラッチスラストベアリングとも言います。
当ブログではレリーズベアリングで統一します。
86BRZ海苔の方なら
周知の事かと思いますが
ここからの異音がよく出ます。
メーカーでも異音が出やすいのはわかっている
らしくミッションの接触部のところは樹脂製になってます。
んで
大抵カラーの中に溝(くぼみ)があり
そこにグリスが入る訳です。
なのになぜ異音が出るのか?って事ですよ。
おそらくカラーを樹脂にしたはいいけど
厚みがなく力が若干ナナメにかかってしまって
異音がでるのかも知れません。
もちろん計算されて設計された厚みなんでしょうが
プル式のクラッチレリーズカラーみたいですわ。
カラーの厚みは
シルビア系のカラーの半分くらいですもん。
借り物ですがシルビアだとこの厚み
レリーズベアリング・カラーにフォークが
つく場所も問題なのかな?って思います。
86BRZの場合はフォークはカラーの後ろにつきます。
要はフォークはベアリングを後ろから押すイメージですね。
シルビアの場合、フォークがつく場所がカラーの
少しなかになりますね。
イメージ的にはシルビアの方がスムーズに動く
感じがしません?
こういったところに異音が出る原因があるかも
知れませんね。
田舎のへっぽこメカが推測で言ってる事なんで
あまり気にしないでくださいね(*´з`)
あとよく画像をみるとわかりますが
グリスの入る溝が浅く、ほとんどグリスが入りません。
まぁグリスが多く入ればいいって訳でもないのですが
ベアリングの裏、グリスまみれですよね?
あまり入らないグリスも
外に出ちゃってる状態です。
指で溝をなぞってみましたが
ほとんどグリスは入ってませんでした。
組付け時には
この辺も対策していきたいと思います。
さてミッションが降りたところで
今回はこの辺で。
続きは次回になります。
お楽しみに♪
5月だっちゅーのに最近は真夏のように
暑いでんな!
皆さんも熱中症には
お気をつけてお過ごしください('ω')ノ
それでは
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪