皆様*゚o゚)ノ*゚o゚)ノ*゚o゚)ノコンチコンチコンチッ♪
秋らしくない天気が続きますね。
寒くなったり暑くなったり。
確かに天気予報とか自然災害の報道を
見ていると今年の○○量が過去最大とか
多かった気がします。
いくら人間の技術が進歩しようと
しょせん大自然の前ではどうしようもない様で。
台風とかすごかったしね。
もう今年はなんにも起きないように
祈ってるオイラです(´・ω・`)
今回はJZX100マークⅡの
アルミラジエター交換と
電動ファン化の作業です。
【△注意△】
オーナー様に向けての作業内容のブログとなります。
よって細かな部分まで載せております。
内容も脱線しまくるのでご注意下さい。
トヨタ JZX100 マークⅡ ツアラーV
このオーナー様は走る方で
ラジエターとか純正のままなので
前々からラジエターとか冷却系やらないとねーって
言っていたんです。
ふとある日にラジエターのサブタンクから
クーラントがすごい吹いたんです。
1JZ系のターボエンジンは比較的サブタンクから
クーラント吹きが多くみられます。
多少の吹きはスポーツ走行していれば
しょうがないのですが、今回はそんなレベルじゃなく
けっこうな量をお漏らし(´;ω;`)
なんだろーって調べた結果。
ラジエターキャップ
どこからどうみても純正のラジエターキャップ。
普通についてますね。
これだけ見ると問題なさそうですよね。
キャップ裏
外してキャップの裏を見たところ。
キャップなんてまじまじと観察した事って
なかなかないからわからないかもね。
整備士やってる方やDIYでメンテする方なら
すぐ気づくと思います。
そうなんです。
真ん中の部分が無いんですよ!
エェッ!?(* □ )~~~~~~~~ ゚ ゚
ラジエターキャップの裏って適正の圧になったら
開けたり締めたりするバルブがあります。
おおきく分けるとトヨタ系のキャップと
日産系のキャップにわかれます。
このマークⅡはラジエターも純正、キャップも
純正の訳なのでもちろんキャップはトヨタ系。
トヨタ系のキャップって
真ん中が飛び出ている形状なんですわ。
拾い物でスマソ
この画像を見てもらえば理解できると思う。
真ん中に飛び出てるところがあるでそ?
それがないんですよ。
なんで無くなったかは不明ですが
その無くなった部分は何処に…?
ラジエターの口から
覗きこんでも見当たりません。
まぁあれだけ大きな物なのでラジエター内で
引っかかってると思うけど。
兎に角
こんなキャップはポイですね凸(゚皿゚メ) ウラァァアア!!
交換するアルミラジエターに付属されてくる
みたいなんで一緒に新調しちゃいましょう。
前置きが長くなりましたが
作業を進めましょう。
クーラントを抜き抜き
1JZエンジンってクーラント抜くと
いつまでもポタポタやってるイメージがあるな。
オイラだけ?
エンジンオイルも抜けにくいし
こういった流体って抜けにくいエンジンなのかもね。
少し時間をかけて抜きます。
抜けたらラジエターを外していきます。
電動ファン
この車両はオーナーのDIYにより
既に電ファン化されています。
ファンはとある車種に流用です。
ちょいと配線の通し方や
接続方法が危険なのでラジエター交換と
一緒にそのあたりも手直ししていきます。
よく電ファン化の質問の電話があるのですが
電ファンにしてもちゃんと冷えます。
リレーをかまして作動するんですが
強制全開回転させればけっこうすぐ温度が
下がります。
まぁ使う(流用する)ファンにもよりますが
オイラ的には純正のカップリングより
電ファンの方が冷える感じがします。
流用するファンや電ファン化のやり方は
他にネットにいっぱい落ちているので
そちらを参考にして下さいね。
ラジエターを取り外す時に
気づいたところ
↓
タービン側のインテーク
少し抜けてますね。
スロットル側インテーク
こちらは既にホースバンドを緩めてしまって
いますが、最初っからこのズレはありました。
前置きインタークーラーに付属されている
ホースバンドは何回かつけたり外したりを
繰り返しているとダメになります。
ホースバンドも消耗品です。
最悪インテーク抜けになりますので
バンドも締めててちょっとでも違和感を
感じたら新品交換しましょう。
この2ヶ所も後々バンド交換しておきます。
ちなみに純正のゴムホースに比べ
社外のシリコンホースは抜けやすいです。
バンドの締め付けもゴムに比べ
シリコンホースは強めに締めこまないと
抜けますね。
これはシリコンのラジエターホースなんかも
同じですね。
外れました
インテークも抜けかかっていたし
作業スペース確保のためにインテーク外して
あります。
これだけエンジン前がスッキリすれば
作業効率も上がります。
ラジエター
ラジエターは純正です。
元々はAT車だったんでラジエターもAT用ですね。
ATクーラーの配管が無理くり蓋されてます。
うちじゃこんな処理しないなぁ…w
キャップとバンドで処理するけどなぁ。
流石DIY。電動ファンシュラウドが
無理くりつけられていますねw
純正ラジエターアッパー
外した純正ラジエターは交換するんで
関係ないんですが
純正ラジエターのコアは樹脂製なんで使い込んで
くると画像のように色が変化し
強度も落ちて最終的には割れたり崩れたり
します。
90の時代くらいからかな?
このラジエターのアッパーホースがつくところ。
ここがよく折れる。
もちろんここが折れちゃうとクーラント
ダダ漏れどころの騒ぎじゃないんで
即オーバーヒートですよ。
お客様で
高速道路を全開走行中に
ここのアッパーが折れて
グリルあたりから水蒸気がバーーって
出て視界が見えなくなって死にそうになった
そうです。
その後はもちろん走行不可能。
レッカーにお世話になったそうです。
アッパータンク
アッパータンクの変色に注目。
アッパーホースの付け根のタンクの変色が
付け根に近いほど変色しているのが
わかると思います。
熱による変色です。
樹脂製のタンクは軽量でいいのですが
経年劣化が激しいです。
こんな感じのタンクになってたら
そろそろ逝きます。交換を視野に入れときましょう。
純正ラジエター、
もしくは純正タイプのラジエター(樹脂タンク)も
新品だとけっこうなお値段なんで
スポーツ走行を考えているならば
アルミ製のラジエターにしちゃった方が
ベターですね。
純正はなんでもっと頑丈な材質で
ラジエターを作らないのかね?
樹脂タンク以前のラジエターは銅製や
真鍮製だったけど
その方がよっぽど持ちは良かった気がする。
今だったら
こんな軽量でコストもかからない
摩訶不思議な材質かなんかで作れそうだけどね。
こんな丈夫な材質あるの?みたいなw
普通は切れるでそ
まさか柄だけビームコーティング??
ではでは早速シュラウドやファンを
新しいラジエターに移植していくのですが
その前にサーモスタットを同時交換するので
先にこのラジエターが無く作業しやすい状態で
サーモ交換していきます。
と
いうところで今回はこのあたりで。
続きは次回になります。
なので次回、サーモスタット交換作業に
なります。
けっこう重要視されないサーモスタット。
とっても重要なパーツです。
温度の上がりやすいエンジンは
サーモをどうするかでかなり変わると
思います。
そのあたりも含め次回お楽しみに♪
それでは
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪