ゴルフⅢ マフラー交換 | ナルズ工場長の出来事

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皆様~~-v(* ̄・ ̄)。。o(コ)(ン)(ニ)(チ)(ワ)~

 

 

 

 

毎日花粉症との格闘でございます。

 

先日お客様のバイクのキャブセッティングのため

試乗したら目と鼻がエライ事に…

 

この時期はしょうがないのですが

外の仕事は大変です。

工場は屋根があるだけで、ほぼ外ですから

毎日薬を飲んで仕事している

オイラです(´・ω・`)

 

それでも目はカイカイです…

 

最近の対策?はスースーするメンソール系の

飴を舐めると多少楽になるので

数種類の飴を試しています。

まさに人体実験w

 

 

 

 

 

 

 

今回はゴルフⅢのマフラー交換の

作業です。

 

 

 

 

マフラー(リアマフラー)が

おそらく折れているので交換して欲しいとの

ご依頼。

 

確か入庫するとゴルフらしからぬ

ボーボーと良い音?wをさせています。

 

 

 

 

早速見てみましょう。

 

 

 

リフトに上げて後ろから見た様子。

 

 

 

 

 

ここからだと何にもないように見えますが…

 

 

 

 

Σ(゚∀゚ノ)ノキャー

 

 

 

サブタイコの付け根がパックリんちょ!

 

ガッツリもげとるがな!

 

 

見た感じ、なにかぶつけて割れたとかではなく

腐食による腐りでボロっていった感じですね。

よく見ると溶接個所のすぐ横からもげてる感じ。

 

ちなみにオイラの知人でゴルフ詳しい方が

いまして、その方曰く

ゴルフのマフラーのここはよくダメになるらしい。

 

たしかに当店でも以前にここが折れてる

ゴルフ見たことあるな…

 

 

なんなんでしょ?材質の問題??

構造の問題??

 

まぁゴルフⅢも古くなってきた車なので

錆びとかも要因の1つでしょうね。

 

オーナー自ら応急処置的な事が施して

あるようですが、結果むなしくパックリんちょです。

さすがにここまで折れてるとパテ&当て板とバンドでは

ダメでしょね(´;ω;`)ウッ…

 

 

 

運よくオーナー様が中古をゲットしたので

それに交換します。

 

 

中古マフラー

 

 

差し込み式のフランジ側がエンジン側(前側)となります。

 

サブタイコがありリアタイコがある構造です。

 

確かにこの構造でしたら

折れた個所に負担がかかるかも。

見た目的にも重そうなサブタイコの後ろ側にも

吊りがあればもう少しマシなのかもね。

 

 

 

 

 

んじゃササっと交換しちまいやしょうかね!

 

 

って前にちっと…

 

折れたところ

 

 

まぁ中古って事もあるし

どれだけ使った中古も不明だって事もあるし

せっかくゲットした中古もまた折れる恐れもあるしね。

 

 

 

 

 

ちょいと交換する前に対策をば…

 

 

 

 

 

ちょいちょいと鉄板を切り出してきてね…

 

 

 

 

 

 

補強ステーを制作しました。

 

 

これで折れる確率も大分下がったはず。

 

補強板も折れ込みを作り強度を増してあります。

 

溶接をする事で熱が入るので

溶接個所は錆びやすくなりますが

それ以上に力がかかったり振れの問題の

対策ができますので補強板を装着しました。

 

その後は

気休め程度ですが一応耐熱スプレーで

錆び防止しておきます。

 

 

 

 

ではでは

交換作業に入ります。

 

 

マフラー外し

 

 

サクッと取り外しました。

まぁ折れて2分割となっていましたので

何の問題もなく取り外せました。

 

でも外す前から懸念していた

差し込み部の固着は予想以上に強固で

なかなか苦労しました。

 

マイナスとかでガンガンやっちゃうと

差し込み先のマフラーが変形しちゃうので

固着部分を熱で温め軽くハンマリングし

固着を剥がし取り外しました。

 

まぁ古いマフラーで差し込み式は

大体こうよ。

 

差し込み式は脱着時にガスケットが不必要で

良いのですが、こういったデメリットもあるんです。

 

 

 

 

 

 

完成!!

 

 

いきなりですが交換完了です('◇')ゞ

 

画像を見てもらえばわかりますが

リアホーシングの上にマフラーがあります。

 

所謂デフ上マフラーな構造です。

この車はデフは無いですが。

 

ホーシングとの間から

マフラーがスルリと抜けて…

くる訳もなくマフラー交換はリアホーシングを

降ろしです。

オイラは完全に降ろさないでショックを外し

フリーにして隙間を広げて交換しました。

 

それでもクリアランスはギリギリでした。

 

 

 

 

ブレーキホースやサイドワイヤーが

ギリギリパンパンになるところまで下げて

周りの障害になるものを多少外して

やっとです。

 

 

恐らく本来はホーシング降ろすんじゃないのかな?

 

 

 

兎に角、ホーシングを下げて

試行錯誤しまくってたので途中画像はありませぬw

 

 

 

いんやー知恵の輪状態だったぜ。

 

 

これがわかる方は同世代w

 

 

 

 

これで

ゴルフⅢの排気音が本来のジェントルマンのような

排気音に戻りました。

 

 

 

古くなってきましたが

ゴルフⅢは名車ですので

末永くお乗り下さい( ^ω^ )

 

 

 

 

 

 

それでは

(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪