SXE10 アルテッツァ カプラー修理 | ナルズ工場長の出来事

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皆様チィ━━ヽ(〇・△・)人(・△・〇)ノ━━ッス

 

 

 

 

最近は晴れが続き天気は良いのですが

まだまだ寒い日もありますね。

 

春までもう一息って感じでしょうか。

 

早くポカポカ陽気になって欲しい反面、

今度は眠気との格闘になりそうです。

 

ただでさえ

花粉症の薬で眠いオイラです(´・ω・`)

 

 

もう薬浸けの体になっちまっただよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はアルテッツァの続きです。

 

 

 

 

前回タイミングベルト交換が完了した

アルテッツァですが

紹介しきれていない修理部分のところです。

 

 

 

 

 

 

タイミングベルトを作業している最中に

発見しました。

 

タイミングベルト交換作業というか

サーモスタットやパワステポンプのホースも

一緒に交換したんです。

その時にハーネスが邪魔だったので

vvtiカプラーを外そうとしたら

カプラーのツメがクタクタ状態。

 

とても嫌な感触。

もうカプラーのツメが薄皮一枚で

繋がってる感じで

いまにも取れそう。

 

 

カプラー割れ

 

 

 

 

てか外したら

ツメ取れたヾ(;´Д`●)ノぁゎゎ 

 

 

 

このカプラーはエキゾースト側のvvtiバルブのカプラーです。

 

 

アルテッツァ3Sエンジンの場合、vvtiはインテーク、エキゾースト

両方についております。

エンジンヘッドのエンジンフロントあたりに

このvvtiバルブがあります。

 

もちろんインテーク、エキゾースト共にvvtiがあるので

バルブも両方にあります。

 

この割れてるカプラーはエキゾースト側の

vtiバルブカプラーになります。

 

一応インテーク側もカプラー確認しましたが

インテーク側は問題ありませんでした。

 

 

やっぱりエキゾースト側だけダメになっているのは

熱のせいなのでしょうね。

 

 

 

 

 

エキゾースト側のvvtiバルブカプラーはここにあります。

 

エキマニの熱をくらってしまうのかもね。

 

主な割れの原因は熱と経年劣化でしょう。

 

トヨタ車に限らずカプラー系は古くなってくると

割れます。

けっこうな重要部品のカプラーほど割れちゃったり

するんですわ。

 

 

今回割れているのはカプラーのツメ。

 

このままにしているとカプラーは差さっているだけ

なので振動などで抜けてくる恐れがあります。

そうするとvvtiが作動しないので

点火時期が可変しません。

 

 

 

 

 

 

 

それではカプラー修理していきます。

 

 

 

 

1Jのプラグのカプラーしかり

このカプラーも単体でカプラー部品が出ます。

補修部品としてカプラーのみ部品がとれます。

 

 

参考までに品番載せておきます。

 

ちなみにvvtiバルブのカプラーはインテーク、

エキゾーストは同じものです(品番同じ)

 

お値段は1個260円です。

※平成29年3月現在税抜き価格

 

 

 

 

 

 

早速カプラー交換していきます。

 

 

外す前に

カプラーに挿入されているハーネスの色を

覚えておきましょう。

この様に画像に撮っておけば間違いないですね。

 

 

 

 

 

カプラー外したところ

 

 

 

外す途中の画像はありませんが

手順としてはカプラー内の白いロックを

外して端子のロックを押しながら

引き抜けば

この様な端子だけになります。

ちゃんとロックを押せていれば

スルっと抜けます。

抜けなかったり固かったりするのは

きちんとロックを押せていません。

 

 

あとは新品カプラーに差し込むだけです。

 

ちゃんと差し込めると

「カチッ」という感触がしますので

わかると思います。

 

それでカプラーをコネクターに繋げれば

完成。

 

 

これでバッツリです。

 

エンジンルーム内のカプラーやプラスチック部品は

割れます。

カプラーを外す時、慎重にならざるをえません。

 

要所要所のカプラーやよく割れるところのカプラーは

在庫していますが

今回のvvtiバルブのカプラーなどは、さすがに在庫していません。

 

タイミングベルト作業が終わって納車できるのに

カプラーが割れていて部品待ち状態ってことに

なります。

なかにはビニールテープで補修して納車してしまう

業者様もおられる様ですが当店はカプラー割れは

キチンとなおすので、カプラー修理後の納車になります。

 

カプラーはわずか数百円の部品代で済むので

面倒くさがって交換しないのは

よくないですね。

 

 

 

あとこれもタイミングベルト作業中に発見したので

修理しておきました。

 

ラジエターとサポート間のスポンジ

 

 

これがボロボロになっていましたので

交換しました。

古い車だと、ほぼボロボロになってたり

ついていなかったりします。

 

このスポンジがあると水温安定にも

繋がります。

 

この隙間から走行風を逃がさないだけで

けっこう違うみたいですね。

 

これも僅か数百円の部品代で済みますので

見て見ないふりをしないで

交換しましょう。

 

ラジエターの熱をモロに受けるところなので

ボロボロになっているのをよく見かけます。

 

 

 

 

これでアルテッツァの作業は

ほぼ終わりなんですが

もう1ヶ所、とある修理を行いましたので

それは次回にでも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは

(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪