皆様ヾ(>ω<)ノ【ィョーゥ】ヾ(>ω<)ノ
最近夜がめっさ寒くて
夜更かししてもロクな事がないので
早寝しちゃってます。
昨日もタップリ寝たので
パワフルモリモリになる予定が
寝すぎて逆に眠いオイラです(´・ω・`)
何事も適量ってあるのよね。
先日とある大企業のおエライ様と
話す機会があって、常日頃
一番大事にしているのは睡眠時間だそうで。
どんなに忙しくても睡眠時間は絶対にちゃんと
とった方がいいらしい。
忙しいからって寝る間も惜しんでとか
ダメだぜ!
今回はHCR32スカイラインの作業です。
HCR32(エンジンRB20ターボ)に
ECR33(エンジンRB25ターボ)用の
サクションキットを流用取り付けしていきます。
HCR32の社外サクションは数社から出ていますが
現在(平成28年)では、いくつか廃盤になったり
して手に入れられるサクションは限られてきました。
※調べたらHKSとアペックスだけだった。
しかし
ECR33いわゆる33スカイラインタイプM用の
サクションは色々出ているんですわ。
オーナー様の希望で
サクションを交換して純正ブローオフをキャンセルし
バックタービン仕様にして欲しいとの事。
そうなると
バックタービン仕様前提で使うHPI製が
ベストなんですよ。
※HPIサクションはバックタービン前提のサクションの
ために無駄な配管がつくところが無いのです。
わざわざ社外のサクションにして
メクラしてもねぇ~。
もうHPIがベストなんですが
困った事にHPIには
HCR32用が無いのです!
Σ(゜ロ゜;)!!
ECR33用はあるんダナーw(´ー`)┌フッ
なのでECR33用を流用してみようかと
いったスンポーです(`・∀・)ь
HPI ECR33用サクションキット
むろん事前にHPIにダメ元で聞いてみたけど
33用を32につくかどうかはわかりません。
てかつきませんといった回答。
そらそーよね(´;ω;`)
そら33と32とではエンジンルームも違うし
エンジンは型式こそ同じだけど排気量違うし
タービンも違うしって事ですが
33と32のタービンレイアウトを見比べてみると
なんかイケそうなんですよね。
最悪切断したり溶接したり加工すれば
所詮サクションなんて薄いアルミのパイプなんだから
いくらでもなるぜ!といったノリでやってみました。
(けっこうテケトーな判断ですが、もちろんオーナー様と
綿密な打ち合わせの後に注文します)
HPIのサクションキットはエアクリセットになります。
エアクリは注文時にコットンかステンメッシュを選択できます。
(金額差あります)
RBエンジンの場合、街乗りするならコットンが
いいと思います。
すぐにエアフロが汚れるのでコットンがオススメですね。
街乗りでステンにして乗ってたらエアフロ逝ったなんて
よくある話です。
このオーナー様は使用するのが
主にサーキット走行なのでステンメッシュを
選択しました。
作業前
ノーマルのインテークレイアウトです。
エアクリのみキノコ型になっています。
【・うんちく・】
こういった剥き出しのエアクリーナーってキノコ型って
いうじゃないですか。
少し前までオイラ知らなかったのですが
乾式タイプの事を「キノコ型」
湿式タイプの事を「毒キノコ型」
っていうらしいですね。
昔は湿式が多かったですね。M’sとか旧パワフロ
とかね。
これはブリッツのステンのやつ(乾式)なんで
「キノコ型」ですねw
ほんと
どーでもいい(o゚ω゚)o ニパッ
さらに余談なんですが前に話題になった
HKSのパワフロの偽者が出回ってる話。
オイラはほとんど見分けがつきません。
なんか箱に記載されている問い合わせ電話番号が
違うので、それで判断するとか…
気になった方はggt調べてみて下さい。
さて作業を進めていきます。
サクション交換にあたり
インテークパイプやブローオフの配管などを
どんどん外していきます。
外さないでもいけそうですが
エンジン上を通過してるRBシングルスロットルエンジン伝統の
パイプも外しちゃった方が作業はやりやすいです。
こいつのせいでプラグ交換少し面倒だよね。
エアクリ、エアフロも外して
タービン入口が見えるくらいまで外します。
ノーマルサクション
このジャバラの黒いゴムのパイプが
純正のサクションです。
これを社外にする訳です。
なぜジャバラになっているかというと
吹き返しの防止をするためにジャバラ形状なのです。
まぁ振動を吸収する役目もあるでしょう。
吹き返しに関する事は
後ほど詳しく説明いたします。
ボルト折れ
するとインテークパイプ(スロットル前のパイプ)の
取り付け部分のボルトの1本が折れてました。
これよく折れてるのを見かけます。
なんでかはわかりませんがタービンからの熱で
ボルトが脆くなってくるのかね?
それともプラグ交換の際に無理やりつけちゃったり
しちゃって折れちゃうのかね?
けっこうな確率で折れてるのを見かけます。
修正
もちろん折れたボルトの残骸を撤去し
ネジ山を再生します。
修正時に切りクズが出ます。
細かい切りクズは絶対にエンジン内に入れてはダメです。
僅かに入っただけでも最悪エンジン不調につながります。
ましてインテークを外しての作業なんて
入る確率が高いですね。
完全に養生してから作業します。
これで
大体外れました。
ついでにタービンの状態をチェック。
数年前にタービンを交換したと言ってただけあって
タービンからのオイル漏れやカジリ跡は皆無でした。
シャフトのガタもなく状態は良好でした。
周知の通り32タービンは脆いです。
しかしブローしたのは、ほぼみんな高ブーストかけたからです。
ブーコンつけてブーストアップしてる車両に多いですね。
純正ブースト圧で乗ってる限り、けっこう壊れなかったり
するんですよ。
前に純正ブーストで乗っている走行距離20万キロ超えの
HCR32タービンをチェックしましたが
全然問題ありませんでした。
だから正確にはブーストアップ(無茶なアップ)
したら脆いタービンって
事でしょうね。
そりゃつめてーぜ北見さん
純正サクション
純正はこんな感じにジャバラ形状になってます。
細いパイプはブローオフのリターンです。
一番細いのがブローバイのホースです。
なぜジャバラ形状なのかは前記した通りですが
社外のサクションは性能を優先してあるので
ジャバラ形状ではありません。
なめらかなパイプ形状になっています。
社外のサクションパイプにすると
RB系エンジンは吹き返しでエンジンストールを
発生させるといったケースが多いです。
ブーストをかけてる時に一気にアクセル抜いた時など
高確率でストールします。
これも車の個体差、エンジンの調子によって
左右されるのですが
ストール出にくい車両もあったり
出まくる車両もあったりするのです。
一概に全部出るって訳じゃないのです。
対策としてはネコさんから出てる吹き返しアダプターを
購入して装着するとかですね。
あとブローオフをつける事ですね。
これでも100%ストールが出ないとは
言えませんが。
今回はストールが出たらオーナー様自ら
対策をすると言う事なので
そのまま組みます。
仮合わせ
予想はしていた事ですが
思いっきり装着できませんwww
もうエアクリがフェンダーに
乗っかっちゃってますがなww
まぁオイラが気にしてた
インタークーラーのインテークとの
クリアランスがとれてただけ良かったかな。
さてさて
加工していきましょd(・∀・)
装着(`・∀・)ь
いきなりですが装着完了です。
加工作業に没頭していたので途中画像は
ありません。
ちょうどフェンダー側にウォッシャータンクがあるので
うまくかわす様に設置。
ウォッシャータンクのちょうど凹んでいるところに
エアクリの頭を入れかわす作戦です。
計算通り(*´艸`*)
このくらいクリアランスがあれば
干渉はないと思います。
文章では簡単ですが
現車合わせでつけたり外したり
加工して仮合わせしたりの繰り返しです。
ここの加工だけで半日以上費やしました。
もちろんステーも全部作り直しです。
完成
組み付けしたら軽く試乗して
ジョイント部の増し締めをして完成(´∀`)
サクションを社外アルミサクションにしたら
バックタービン音も大きくなり
音の仕方?鳴り方?も変わりました。
これでサーキットで
バックタービン音を轟かせちゃって
くださいな(`・∀・)ь
このスカイライン、さらに
とあるパーツをつける予定です。
なので
まだ続くのです(o゚ω゚)o ニパッ
もう少し
お付き合いを。
それでは
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪