MK21S パレット テールランプ修理 | ナルズ工場長の出来事

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今日は朝からすっかり良い天気。
風も収まり絶好の晴れ日和です。

最近では中々無い好条件なので
塗装しようと用意してましたら
まさかの塗料買い忘れ。

詰めが甘いオイラです(´・ω・`)


まぁしゃーない。




今回はパレットのテールランプ修理作業です。

わざわざブログのネタにするほどの
内容ではありませんが
最近パレットのテールランプ修理の仕事が
多くなってきましたので
ご紹介を。


テールランプの修理といっても
ストップランプの不具合なのです。

不具合内容はスモールは問題なく点灯、
しかしブレーキを踏むとつくストップが
点灯するのはするのですが、かなり光が
小さい。
夜だと辛うじて点いてるのがわかる程度です。
昼間だと点いてない感じに見えます。


最初はただの球切れかと思い
球交換しましたが、なおりません。

※なぜか理由はわかりませんがテール球切れって
軽自動車に多いです。とくにホンダ車。なぜなんでそ?

球がつくソケットの接触不良かと思い
接点磨いてみたり復活剤を塗ってみたら
なおったので一度納車しましたが1週間もしないうちに
また点かない。正確にはまた光が弱くなってしまい
元に戻ったと言った感じ。


さすがにストップ点かないのは危険なので
きっちりなおします。
 


テールランプ取付部



正確には右のテールのストップが点かなくなりました。
パレットの場合、テールの球を交換するのは
テールランプ本体をボディから外して交換になります。
けっこうクリップが固いので無理やり外すと割れますので
慎重に外します。
固いといっても取り付けのボルトを外しテール本体を
後ろにスライドするように押せばポロっといった具合に
取れます。

さて球が確認できるようになったのでチェックします。

チェックしたところ、ストップの球のソケットの
アースが怪しい。アース不良ってやつですね。

ソケット内部に水が浸入しサビを発生しアース不良を
起こしたりするケースもありますが、今回そんなサビも
全くなくソケットにも水分もなく、見た目的には新品と
そう変わらないキレイなもんでした。
アース不良はソケットのアース端子部かハーネス、カプラーの
いずれかでしょう。
一度復活剤でなおってますのでソケットが
一番怪しいですけど。


ソケットをバラして修理してもいいんですが
雨水なども心配だし、まだ車が新しいので部品も
出るだろうと言う事でハーネスごと交換しちゃいます。
もしかしたらハーネスも怪しいかもね。
 

 

 


ハーネス


テールランプハーネスで部品が出ます。
ボディから出てるハーネスのボディ側のゴムパッキンを
めくればカプラーがあり、そこから交換できます。
値段は約2,000円程度です。
この金額なら交換しちゃった方が良いですね。

 

 

 


比較


球がついている方が新しい方です。
観察してみるとソケットのアース部分が違いますね。
新しい方がアース部がしっかりと取り付けされているし
アース端子も違います。

対策品になってるようです。
もしかしたら新しい車種と
共通部品にしちゃったのかもね。

当店レベルでパレットのストップ不具合修理を
数台やっているのでリコールになっているかもと
調べましたがなっていませんでした。残念。

ちなみにストップ球は12V21/5Wダブルのナス球です。

 


完成



点灯チェック。バッチリ点灯します。
あの弱弱しく光っていたストップも
ちゃんと昼間でも認識できる光量に戻りました。
もちろん左右で光量の差はありません。

これで安心してドライブできますぜ。


意外とテールの球切れって気づかないもんで
ある。
パレットは高級車とかトヨタ車にある球切れ警告も
ないからね。ガソリンスタンドとか友達とかに指摘されて
気づく事が多いだろう。
ましてストップなんて1人で確認できないしね。
不安だったら誰かに確認してもらいましょ。


余談ではありますが今回パレットのハーネスを
交換しましたが、今までパレットのストップ不具合は
全部右なのであります。
本来であれば片側もそろそろダメになるんじゃない?と
思うところだが、なぜか左はなんともないんだよね。
なぜだろう??

なので今回も右のみの修理にしました。


当初、
もっと複雑なところが壊れているかと思っていました。
そしたら
ハーネス交換だけでなおったから
なんか肩透かし食らった感じw
まぁ安価でなおったから良しとしないとね(´∀`)




さて仕事してこよう。






それでは
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪