ナルズS14復活計画 クラッチライン加工・交換・レリーズオーバーホール | ナルズ工場長の出来事

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ナルズ・メカニックマイスターの営業・出来事のブログ

皆様コンニチワ━━(´・∀・`)ノ━━━!!







今日は朝からめっさ良い天気。

天気予報だと猛暑日になるそーです。


まだ連休の人もいると思いますが

今日なんか絶好のお出かけ日和ですね。


仕事しててもそうですが

やっぱり日中は外出て汗いっぱいかいて

夜飲むビールがサイコーってね!

あの最初の1杯はやばぁいねぇ(´ε`*)


オイラは基本夕食と一緒に飲むんですが

どうもビールと合わないメニューの時は

ちょっとしたツマミを用意します。

以前は帰りにスーパーかなんかに

立ち寄りツマミ買ってたんだけど

飽きてくるし、ツマミって

意外とお値段高いのね。


なので最近は自分でツマミ作って

飲んでますよ(´∀`)


やっぱ好みの味は自分で作れば

どうとでもなるしねw


より一層メタボへの道が…


でもね、こんな暑っつい日が続いて

いるなか仕事してると

夜飲まないと、やってらんねーーーぜ(`・∀・)ь


皆さんもそうだと思いますw




今から夜のビールが楽しみです♪








さて今回はナルズS14です。

クラッチのライン関係の作業をしました。


レリーズシリンダーはブーツめくって

みたけど漏れや錆は発生していませんでした。

しかし放置してた期間が長いって

こともあり

予備的な交換になります。


いっしょにクラッチフリュードも交換に

なるんで、ついでにラインも交換しちゃいます。




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クラッチレリーズシリンダー




いきなりですがすでにバレてます。


ブーツめくって見た時は問題無く

見えましたが

バラしてピストンを見てみると

若干錆が発生してますね。


この画像のものは大丈夫ですが

ピンとピストンの接触面に

錆が発生したりグリスが無くなってしまったり

してピンが減ってる場合もあります。

このピンが曲がったとかはオイラは

聞いたことないですが

たまにあるらしいですね。


シリンダー内部の傷などを

よーく観察して問題なければ

細かい耐水ペーパーなどで

シリンダー内面をならしましょう。


このシリンダー内部に傷があったり

段がついてしまっている場合は

オーバーオール(インナーキット交換)では

なおりません。

インナーキットにはピストンは入ってますが

シリンダーは再利用します。

シリンダーがダメな場合は

ASSY交換になりますね。





ナルズ工場長の出来事
クラッチレリーズインナーキット





【品番】 30621-0T090

【価格】 1,090円(税抜き)


※正式名称はクラッチピストンキットって言うらしいです。




ブレーキマスターオーバーホール編の

時に書き忘れましたが

シルビアなど日産系のブレーキやクラッチ関係の

シリンダーなどは

ナブコ製とトキコ製があります。


ちなみに上記のはナブコ製です。


部品注文する時に車検証の

類別・型式番号があればナブコかトキコが

部品屋で判断できると思います。


中古のマスターやシリンダーに

交換されている方は

今装着しているのをよく確認してから

部品発注しましょう。

大概シリンダー本体の横あたりに

書いてあります。



クラッチインナーキットの

内容は画像の通りです。

ピストン付で千円ちょっとなので

お買い得です。

ブレーキのカップみたいな作りです。

なのにブレーキのリアカップキットなんて

ゴムしかないのに千円近くしますもんね。




組み付けは

シリコングリスを塗布して行います。

とくに難しいこともないです。


よくシリンダーのエアブリーダーが

詰まっていることが多いので

ちゃんとそこもバラし清掃します。






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シリンダー完成♪




ブーツが新品になって美しいw


外気にさらされるところや

熱がかかるところの

ゴム製品ってすぐダメになっちゃうので

定期的に点検するのも

忘れずに。




さて取り付けですが

その前にクラッチラインの交換です。


更についでに

クラッチのラインにある

ダンパーも取り外しちゃいます。

ダンパーキャンセルってやつですね。


ラインを外すとライン内にある

フリュードで手がベロベロに汚れてしまった

ので画像はありませぬw



フレーム内側にボルトで固定されています。

ラインを外し、ダンパーボディを外します。


ラインの油圧の流れは純正では


クラッチマスター

  ↓

クラッチダンパー

  ↓

クラッチレリーズ



となっています。


ダンパーの目的はクラッチからの

ペダルへの戻り(キックバック)などを

ダンパーで衝撃吸収したりすることです。


なのでダンパーをキャンセルすると

その分、戻りなど発生する恐れがありますが

操作時はよりダイレクトになります。


まぁ余分なラインの撤去が一番の目的ですけどね。



クラッチマスターからボディに沿って

下にいきダンパーと繋がっています。


そのラインを外し

ダンパーにいってたラインを曲げて

クラッチのホースにダイレクトに接続します。


加工っていっても

この曲げる作業くらいです。


あまり急激なカーブにすると

ライン内部がつぶれてしまうので

なるべく緩やかに

なおかつキレイに曲げていきます。


工具とかではなく

普通に手で曲げていくのが

いいのかも知れません。








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ステンメッシュクラッチライン





せっかくなんで

ラインも純正のゴムから

ステンメッシュラインに変更します。


これでよりダイレクトな操作感になることでしょうd(・∀・)



フィッティング部分(カシメ部分)は耐久性を

考えスチールタイプにしました。








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完成♪





美しい!


う~~ん、チューンドカーww



ラインのエア抜きを行えば

完了です。



実際交換後クラッチペダルを

踏んでみましたが

交換前とフィーリングはよくわかりませんw


オイラが鈍感なだけかも知れませんww


まだ実走はしてないので

詳しい違いはわかりませんが

リフトアップして空回しの状態では

よくわかりませんでした。




それよりクラッチライン上のバンパーを

撤去してしまったことにより

クラッチライン内のフリュードの絶対量が

少なくなってしまい

劣化が早まりそうです。


クラッチライン内のフリュードなんて

ちょっとしか入ってませんからね。



定期的なクラッチフリュードの

点検サイクルを早めることになるだけです。


まぁそんなにシビアにならんでも

走行会前とか車検時とかで

良いと思います。





これでナルズS14、作業残すところ

外装関係くらいになってきました。



いつ実走れるんでしょうか?



こうご期待w









それでは

(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪