夕日 | なるりといっしょ

なるりといっしょ

ここは主なるりが、自分のペースで詩を綴っていく場所です。
よろしければ、しばしお付き合いくださいな

夕焼けの空をの下



小さな子が目の前をよこぎって走っていく
真っ赤な夕日が空を染め
空はまるで元から真っ赤だったように思えた

ぼくの目は無意識のうちに
あの子の姿を追っていた

向こうの方で他の小さな友達と一緒に
笑い転げていた


今日も精一杯遊んだ
いっぱい転んで
いっぱい大声を出した


そんなあの子を今日一日ずっと眺めていたように
やさしく夕日があの子の後姿を見守っていた