鳥取市にある「切支丹灯篭」

鳥取市には5基のキリシタン灯篭がある。興禅寺・観音院・一行寺・西町と気高町の東昌寺にある。



江戸時代、潜伏切支丹が礼拝したといわれる花崗岩製の灯篭。切支丹灯篭は、台座、棹、中台、火袋、笠、宝珠の6部で成るが、指定の灯篭は、その棹石だけを残したものと考えられる。縦長の部分に彫り込みがあり、その中に合掌する一見キリスト教の聖者を思わせる像が浮き彫りにされている。また、興禅寺と個人宅に所存するものには、上部にラテン文字の組合せとも言われる刻字がある。

文化財の種別
有形文化財
区分指定
指定種別
県指定保護文化財
分類
県指定の考古資料
所在地
鳥取市、鳥取市気高町
指定年月日
昭和32年4月16日

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