牛肉が旨いだけ | 繁盛のさせ方が未だ分からない 焼肉 鳴尾.b(なるお.べー) 牛赤身肉研究所

繁盛のさせ方が未だ分からない 焼肉 鳴尾.b(なるお.べー) 牛赤身肉研究所

最寄り駅4つもあるけどどこからも遠く、戸越銀座とパルムとの大商店街からは見事に外れ、視認性のない二階であり、専用階段入口は大通りから入った路地にある。そんなわびしさこの上ない場所で、平凡な初老オヤジがいつか繁盛させたいなとの日々のブログです。

ここ2,3カ月くらい。
初来店の方のうち、
弊店の事を、
「めちゃウマい!この店一番ウマい!」
と、絶賛される方何組かに出くわす。

それは、あたかも、
 
『弊店の肉が旨い』
 
という言われ方で、
実際、お客さんはそういう意味で
おっしゃってくださってると思う。
 
しかし、それは勘違い。
 
うちの肉が特別旨いという事はない。
(上ミノは別)
 
牛肉が旨いだけ。
 
うちが一番美味しいと感じるのは、
単に、うちのコンセプトと合致しただけ。
 
その人の焼き方が上手いだけ。
 
そんな感じだと思う。
 
こう言うと、
謙遜してるように受け取られるが、
そんな事はない。
 
実際、
和牛に特化した店の
ビシバシとした霜降り肉。
 
こういったお肉を好むお客さんは、
うちのラインナップを
美味しいと思えないと思う。
 
そして、
うちもそういうお客さんは
今のうちのコンセプトを維持する限り、
そういう方の支持は要らない。
 
そういう方にとっては、
『鳴尾.bは大して美味しくもない店』
であっても、
一向にかまわない。