以前、「引き寄せの法則」に注目が集まった

時期に、エイブラハム22段階の

「感情のスケール」という物差しと出会い、

私はその物差しを手帳に書いて、

 

「私の心は今、どこにいるのか?」

「私の心はなぜ、そこにいるのか?」

「私の心は、どこに行きたいのか?」

 

そういう、その時その場面において、

感情の物差しとして使用してきました。

 

 

 

その「感情の物差し」が、いろいろな感情を

巻き込んで、最終的には、ポジティブに治まった出来事を、実例を元にして、紹介したいと思います。

 

 

≪事の発端≫

● 長女が友達とのLINEのやりとりで、妻の事を「クソババア○〇!」と

表記した事が原因です。

 

「ただいまー」

「ちょっと聞いてー!!

 〇〇のLINE見たらさー

 こんなやり取りしてるとー

 どう思う!?許せないんだけど!🌋怒」

「それは見過ごせない!🌋怒

   なんとかしなければ!」

 

 

 

会社から帰ると、すぐに私の所に駆け寄り、

娘のLINEの内容を妻から伝えられました。

私は帰宅して、ホッとしたのも束の間でしたが、

すぐに「妻の感情」に移入してしまったため、

【怒】の感情になりました。

 

 

しかし、感情のスケールを携帯に保存していた

ので、冷静にそれを観ながら心の整理をしました。

 

 

≪私の感情の整理整頓≫

 

①≪事の発端≫に対する怒り?いや違う、

 怒っているのは妻だ。

②妻が長女からされた事については?

 悲観(悲しい・ガッカリ)

③なぜ悲しくなったのか?

 娘がそんな発言するとは思ってなかった(落胆)

④落胆したら、長女は変わるのか?

 いや、父親として行動が必要だ(希望)

⑤父親として、どんな行動が必要か?(閃き💡)

 

 

夕食を終えた後、長女が2階の部屋に行った際に、妻と打合せをしました。

 

しつけタイムの時間です。(笑)

何も知らない長女に対する、

いわゆるドッキリです。

 

私がその時、妻の【怒】の感情を引きずっていたとしたら、感情の赴くままに、長女を叱っていたため、そのような(閃き💡)は無かったと、今振り返れば思います。

 

私は普段から、優しい父親役でした。

妻は、子供達とのかかわる時間が長いので、普段から「鬼」の役目をしてきたのです。

 

 

今回の案件は、私が「鬼」の役回りです。

 

 

いよいよ、作戦決行です。

久しぶりの「鬼」の役回りのため、少し緊張してます。

 

長女を呼びに妻が2階へ行きました。

「パパが話があるみたい」と。

何も知らない長女が、いつもの面持ちで降りてきます。

 

私は、私の正面に長女を座らせて、事の発端を

ママから聞いた旨の話をすると、長女の表情が

曇りだしたので、「事実関係は間違いない」と

確信し、話を進めます。

 

「なぜ、そのような汚い言葉を使ったのか?」

「そのように言われたら、どのように感じるか?」

 

長女は、私と目を合わせる事ができなくなり、

沈黙の時間が少し続きました。

 

長女の心に「喝」を入れるため、テーブルの上に

置いてあったペットボトル容器を、左手で強く

払いのけて、叩き落としました。

いわゆる「ちゃぶ台返し」です。(笑)

 

※ 妻とのセッティングで、ペットボトルの水は、

 こぼれても拭き掃除が楽にできるように

 少ししか入っていません(笑)

 

びっくりした長女は、慌てて私の目を見ました。

 

人の話を聞くときは、目を見て聞きなさい。と

小さい時から、教えていました。

 

 

そして私は、長女に伝えました。

「反抗したい気持ちは、否定しない。

 でも、その気持ちを、汚い言葉で片付けないで

 欲しい。

 言葉は、言霊だから、言ったほうも、言われた

 方も良い気持ちはしない。」

 

それから、長女の様子を一時見ておりましたが、

その後は、今回のような出来事は、起きませんでした。

 

 

私は、今回の「長女のしつけ」から、自分自身の

感情が推移していくのを感じました。

以下のとおりです。

 

【怒】→【哀】→【楽】→【喜】

 

 

 

「感情のスケール」を元にすると、

以下の通りになります。

4つの感情を細かく分類してあるので、

自分自身の感情が細かく認識できる

メリットがあります。

 

【10苛立ち】→【9悲観的】→【16落胆】→

【14心配】→【6希望】→【2情熱】

 

どうでしょうか?何か感じるものがあれば幸いです。

自分自身、大変役に立った事を思い出し、

参考になればと、今回記事にしました。