イタリア旅行から帰宅して初の診察でした。

体重は前々回(イタリアに行く前)よりも減っていました。

 

イタリアでめちゃくちゃ食べたけど、やはり吐いていたのもあると思います。

それに、食事量を減らしているし、ダイエット薬を使ったり、

先生からも「体重が減り続けているので良くない。」

と注意されました。

「このままだと治らない。体重を増やさないと治らない」

 

治らないと言われて、少しむっとしてしまいました。

 

でも、これくらいの身長体重の人っているじゃん。

という思いがあって、この体重でも別に治していけるんじゃないのか?という思いがあります。

 

「どうしてこれくらいの身長体重の人はいるのに、私はこのままじゃ治らないんですか?」

と言うと、

「でもその人たちは病気じゃないでしょう?」

と一蹴されてしまいました。

確かにそれはその通りなんだけど。。。。

 

比べても仕方ないことだとは思います。

私は病気なんだから、まずは治すことが優先。

治ってから、いくらでも痩せたりボディメイクをすればいいじゃない。

 

体重が増えたから治るわけじゃない、とも思う。

でも、体重を増やさないまま治すことはできない。

(もしかしたら奇跡的にできるかもしれないけど)

 

痩せながら、でも瘦せへのこだわりを無くしていくっていう、

そんなに器用に治すことはできない。

 

これはステップあやさんのブログにもあったなあと思いました。

 

痩せるのは後から。

太るのはやせる前の準備。

 

これを忘れてしまっていました。

 

治療を始めて徐々に体重が増えていて、

10㎏あっという間に増えて、怖くなって逆戻りしてしまいました。

 

増えたのに治らないじゃん。

怖いだけじゃん。

という気持ちで、痩せるほうに気持ちがシフト。

 

4㎏ぐらい減らしてしまって、一旦立ち止まり。

ここで立ち止まろう。

 

また痩せて、このまま痩せ続けて、それで得られるものって何?

治したいのに、治りたい自分に近づける行動ができてる?

 

体重が増えて、食べ始めて、

すぐに治ることを期待したから「治らないじゃん」となってしまった。

 

何年間も苦しめてきた体を、数週間の食生活で治そうとすることに無理がある。

もっと気長に、すぐにを求めない。

 

太ることが怖いのが摂食障害だから、

治している間は怖い気持ちと付き合っていかないといけない

怖い気持ちはあって当たり前。

 

治すのには、幸せになるには、「覚悟」がいる。

体重や体型のコントロールが全てになって、その他の自分を全て蔑ろにしていた。

 

自己を表現して、人とちゃんと向き合うことも辛いことと向き合うことも覚悟。

過食でうやむやにしない。

 

痩せると、一瞬、その一時は嬉しかったり安心できる。

でもすぐにグラついてしまう快楽。

 

そうではなくて、ありのままの自分でいいと思える、簡単には崩れない安心が欲しい。

 

太っても、体重が増えても、

「今の自分」を幸せにする。

今の自分が楽になれること、

楽しくなれることを考える。

 

治る=太る=醜くなる=怖い

という考え方が病気なんだよ。

 

大丈夫。大丈夫。

 

気持ちを切り替えていきたいです。

 

ナイフとフォーク最近のご飯ナイフとフォーク

 

週末は彼氏さんのご家族と鰻を食べにいきました。

怖かったけど、吸収です。

楽しめた合格