古民家生活も三ヶ月目になりました。
ここは公民館が近くにあるので、大きなサイレンで町内のお知らせが聞こえます。
先日は夏祭りのお誘いの放送があり、山の上の道はぬかるんでいません!美味しい美味しいビールや酎ハイ、かき氷も多数あります!にほのぼのした気分になりました。
…来年は覗いてみたいです。
さて、三ヶ月目にしてようやく落ち着きが出てきて、夢、とか考えられるようになってきました。
目の前のやることが多すぎて、自分のこれと言うラインの生活までたどりつかずに結構辛くなっていました。
例えば、先人の残したものの片付け。
具体的に皆さん経験済みでしょうが、ほこりっぽさのなかで実際体を動かし、分別してどこに持っていけばいいか調べ、袋代、処理代、ガソリン代などの経費を払ってスペースを広げていくこと。
まーったく、時代の流れがよく見えて面白いのは面白いんですが、ある程度したら自分と家族の人間らしい毎日、未来のために、貢献しないといけないんですから、時代のぬかるみのような荷物たちを片付けなくてはいけません。
それこそ、片っ端からやらないと、目にはいるたびに気持ちが削がれますし、厳しく見つめて、ある程度押し込めるスペースがある範囲で押し込んでスペース確保です。
友人がおすすめの本を貸してくれましたが、
片付けに終われては行けません、片付けたあとに人生が始まります。とあります。
片付けは祭り、一日か数日で終わらすべき、とか。
古民家リバイバーの人生を一度選択したらば、覚悟していましたが、片付けにエネルギーを大量にとられている自分に気づきます。
使えるのになー、どうしようかなー、という迷いのエネルギーが一番重たいです。
とにかく日々片付けです。