初演から1ヶ月以上経っての久留米公演が開演されました。
パリの処刑人シャルル・アンリ・サンソンが見てきたのは歴史の変動の中で死にゆく人たち。
剣による斬首からギロチンによる斬首に変わって。
ブルボン王朝がフランス革命で崩壊してゆく様を見つめてきた人。
苦悩と悲しみに満ちた表情は忘れられません。
穏やかで聡明なルイ16世
常に凛とした態度を崩さないマリー・アントワネット
妖艶なデュ・バリー夫人
事故から父親殺しとして処刑されるところを助け出されたジャン
ジャンに寄り添うエレーヌ
ジャンの友人トビアス
ギヨタン教授、ロベスピエール、サンジェスト、ナポリオーネ・ブオナパルテ、町民のみなさんなどなど
ギュッと詰まった時間でした。
久留米公演は無事に千秋楽を迎え、次はKAATです。
最後まで全公演開演されますように