受けとる ということ | narunaruの介護職員さん応援ブログ

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介護の現場で働く方が持ちやすい悩みや不安について、介護主任、ホーム長、介護現場改善スタッフとして、多くの職場に関わってきた経験で得た考えるためのヒントや気付きをお伝えします

介護の現場で働く職員さんに良く

「あなたは仕事をしていて何が一番たのしいですか?」

という質問をわたしはします。

すると

「やっぱり利用者さんが喜んでくれるとき」

「利用者さんと関わっているとき」

「○○さんと話しているとき」

といった答えが帰ってくることが多いです。

そして、次に

「何が一番つらいですか?」

と、お聞きすると

「まわりの職員さんとうまくいかない」

「職員の○○さんが苦手」

という職場の人間関係をあげる方が多い。

(忙しすぎ…ということをあげるかたも多いのですが、良く聞くと「忙しくて利用者さんとしっかり関われないことがつらい」…という思いのかたが多いようです)

利用者さん、職員さんと、相手は違いますが、いずれも人間関係がもとになっています。

同じ人間関係なのにこの差はどこからくるのでしょうか?

わたしなりに考えてはいますが、実は答えはまだありません。

なんなんでしょうね?と、あまり力まずに考えている…っていうのが正直なところです。

ただ、一つのヒントとして、

相手からくるものにしっかり気がつき、受けとることができたかどうか、

かなぁ…とおぼろげながら感じています。

ご利用者さんたちと関わっている時のほうが、何だか心が自由でわだかまりがないようにおもいます。

ただ、うれしそうに笑ってくれるだけで、何だかうれしい。

相手にあまり計らいがないからなのか、素直にうれしかったり悲しかったりするように感じます。

だけど、職員さんに対しては、もう少し心がかたく構えているかなぁ。

何かしてくれたことにこちらが気がついたら「あっ、ありがとう」って思うけど、

シフトに休まずに来てくれていたり、普通に仕事をしてくれていることに感謝の気持ちはあまり持たないかなぁ。

人によっては、家で調子の悪い子供を残してきてたり、昨日の夜は心配事で眠れなかったのに仕事にはしっかり来てくれていたりするのにね。

縁あって一緒にいること、をもう少ししっかり受け取れ、ありがたいなぁって思えると、少しだけ、自分や相手に優しい気持ちになれるんじゃないかなぁ。

最近そんなことをよく考えています。





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