突然、箱根。 その1 | おバカな2人の二人三脚

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ロープウエー乗り場

久しぶりの更新になります。

先日、急も急に箱根に行ってきました。 なるは10年、僕は20年振りのことです。
日曜の夜に思い立って予約を入れて、月曜の朝に出発。どこどこへ行こうなんていう計画は、ほとんど立てないまま、行き当たりばったり的な旅行でした。
ただ、登山鉄道 → ケーブルカー → ロープウェイと乗り継いで、芦ノ湖まで行こうということだけは決めてあり、まぁ乗り物が目的のような感じです。

ウチから約1時間半で小田原。 近いもんです。登山鉄道
さて、ここからが旅の本番。 箱根登山鉄道で強羅を目指します。 小田原-強羅間の直通運転がなく、箱根湯本で一旦乗換えが発生するのがちょっと残念。
3度のスイッチバックやR30曲線路、何本もの鉄橋を渡るときに見える絶景……。 子どもの頃とはまた違った感動があります。
「こんなところによく線路敷いたよね」 となるが感心していると、向かいに座っていたおばさんもしきりに頷いていました。

強羅で昼食をとって、箱根登山ケーブルカーでさらに上へ。
ケーブルカー
ほんの10分ほどですが、僕がこの旅行で最大の楽しみにしていたのは、このケーブルカーでした。 ケーブルカーに乗りたくて毎年夏になると箱根旅行をせがんだのは、はるか昔のことですが、この歳になってもその想いを引きずっているのかもしれません。

先の登山鉄道のときから ふと感じていたのですが、周りを見ると、日本人では僕たちが一番若いぐらい。 まぁ予想はしたけど、かなり年齢層は高いです(笑)
で、わざわざ日本人と断るのは、実に諸外国の方々が多い。 歴史的に英語圏の人が多いのは当然のこと、フランス、中国、韓国といった国からの旅行者もすごく多く、箱根はなんとも国際色豊かなスポットに発展したようです。
日本人観光客の落ち込みを外人が補っている、という状況なんですかね。

ケーブルカーで僕のテンションが上がったあと、今度はなるの番。
早雲山で箱根ロープウェイの列に並んでいると、上を見上げてしきりに「おもしろーい」を連発しています。 ロープウェイの ”仕掛け” が彼女のツボに入ったようです。
どこまで行っても子どもっぽい二人でした。

ロープウェイ
大涌谷での出来事は次の機会に譲るとして、ロープウェイからの景色は本当にキレイでした。
8割程度の紅葉でしたが、色とりどりの木々を空中から眺めるのは、なんとも贅沢です。
富士をバックに盛んにシャッターを切っている外人さんを見て、みょうに誇らしい気分になってしまいました。
そうそう、日本も捨てたもんじゃないよね。