こんにちは
白衣の天使るるです
本日は、祖父母とのやりとりで学ばせていただいたことがあるので紹介させていただきます
私の祖父は、足腰の筋力が弱くなり、杖で歩行することもできますが、人が多い場所や長距離を移動する際は車椅子を使用するようになりました
そして、一緒に住んでいる祖母が車椅子をおして近所に出かけているみたいなのですが、車椅子おすのがとても大変と話していました
私は内心、"おばあちゃんの体力や筋力だったら大変だよな
"程度にしか思っていませんでした
今日私が休みで、日中天気が良くて暖かかったので、祖父と散歩することにしました
そこで、祖父が乗った車椅子を私がおしたのですが、私が思っているよりも大変で、疲れました
何が大変だったかと言うと、まず外の道は病院など室内と異なり平坦ではないのです
パッと見ではまっすぐに見える道が少し坂になっていて車椅子をおすのに力が必要だったり、歩いている時は感じないような数センチの段差にぶつかったり、降りる時に車椅子がガタンッと揺れたりします
そして、歩道が細くて車椅子が通るのがギリギリだったり、信号機がすぐ赤になってしまうのに横断歩道が長くて渡るのが大変だったり…
あげだすと止まりません
祖父が疲れたと言って30分くらいで散歩は終わりましたが、その30分間で車や自転車、子供などでも、たくさんヒヤヒヤすることがありました
私は基本的に病院の中でしか車椅子をおす機会がなかったので、祖母の大変という気持ちが分かったようで分かっていなかったなと思いました
実際に、祖母と同じ体験を通して初めて祖母の気持ちに近づけたと感じました
でも、祖母の場合体力や筋力は私より弱いと思うので、私が感じている以上に疲れているんだろうし、私が気付かなかったようなことでも、障害に感じているんだろうなって思います
本当に人の気持ちを理解しようと思うのだったら、その人と同じことを体験することが大切だなって学びました