宝塚歌劇団 演出家
谷正純先生
大切な恩師が桜舞う春の空に旅立たれました✨
谷先生に演出いただきました作品の数々、
お稽古場での日々が懐かしく思い出されます💫
月組公演
『CAN-CAN』
私が月組時代、研3になったばかりの春。
同じく月組に配属されたばかりのタニこと、大和悠河さんと2人、アコーディオン弾きの役をいただきました。
…が、あまりにも弾けない私たち😅
どーにかせい!と、谷先生がアコーディオンの先生をご紹介くださって2人でレッスンに行かせていただいた思い出🎹
公演中は毎日、ドキドキのアコーディオン生演奏だったのです🤣
『EL DORADO』
初の通し役、船乗りの少年チコ役をいただいた思い出に残る作品です✨
真山葉瑠さん船長率いる海の男達⚓️
汐風幸さん、卯城薫さん、一紗まひろさん、嘉月絵理さん、高翔みず希さん、
芸達者な上級生の皆様とのお芝居で、谷先生にたくさんお稽古つけていただきました。
船員のお兄さん達に必死に食らいついて、可愛がっていただき、ガッツリ「芝居の月組」を経験させてもらった。
まだ何もできないながら、毎日舞台に立つことが楽しくて楽しくて仕方なかったあの頃の自分を、
谷先生が育ててくださいました。
星組公演
『プラハの春』
星組に組替えになってからの『プラハの春』は、
新人公演を卒業し、男役・鳴海じゅんとして星組での在り方を意識する研8の春…
香寿たつきさん、渚あきさんトップコンビの名作で、渚さん演じるカテリーナの弟・ハインツ役をいただきました。
チェコスロバキアの民主化運動、ハインツの死をきっかけにドラマが動き出す。
今思えばもっと深く役を落とし込めたんじゃないか?と、反省ばかりですが💦
当時は悩み、足掻き、私にとってターニングポイントとなった作品でした。
課題を与えてくださったんだなと、
今だから感じることがあるのです。
谷先生、ありがとうございます!
また、先生が演出くださいました星組公演
『ベルサイユのばら』
『風と共に去りぬ』
宝塚の名作を谷先生に演出いただき、
先生とお稽古場でたくさんの日々をご一緒させていただきました。
特に『ベルサイユのばら』は、
私が宝塚を目指すきっかけとなった作品。
稔幸さんのオスカル率いる衛兵隊メルキオール役をいただきました。
憧れの『ベルばら』夢のようなトキメキの世界は、厳しいお稽古からつくられます。
衛兵隊メンバーの長としての責任。
皆でお稽古しては先生からダメ出しの日々…
最高に楽しかった!
鮮やかに思い出に残る、大好きな役でした。
旅立ちの日✨
谷正純先生がこれまでに手掛けられた作品の台本を拝見させていただきました。
先生が残したメモ書き、
手直ししたり、折り目つけたりしてある台本の1冊1冊に当時の思い出がよみがえってまいります。
手に取ってページをめくれば涙が溢れました。
厳しくも、愛情たっぷりに、
1人1人ちゃんと見ていてくださってた。
先生はいつも多くを語らない方でしたが、
深い愛で育ててくださってたんだなと、
改めて感謝の気持ちが溢れます。
谷先生、ありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りいたします⟡.·*.