やっと観れた、観れた、観れたー
こんなに期待していたのに、期待通りの上質な作品でした。
紹介するのはこれ
『グリーンブック』
お話は、1962年、アメリカではまだ黒人差別が根強く残っていた時代。特に差別が色濃い南部へコンサートツアーを決行することになった黒人天才ピアニストのドクター・シャーリーは、イタリア系白人で用心棒兼運転手のトニーを雇う。お互いに多くの時間を過ごすうちに、２人は次第に人種を超えた友情を築いていく。グリーンブックとは、1950～60年代に人種差別の激しかったアメリカ南部を旅する黒人のために製作された施設利用ガイドブックのこと。
無駄ひとつない脚本も、役者さんのお芝居も、エンターテイメント性も素晴らしかったです！
テーマは差別と重いんですが、それを説教くさい場面は１つもなく、しっかり提示してくれる。
主人公たちのキャラクターがしっかりしていて、伏線も見事、感情の蓄積も繊細に描かれているので、一瞬たりとも飽きることなく観てる側は2人の主人公ともに感情移入しながら観れました。
ところどころにあるユーモアも素敵。
どの役にも好感をもてたな。
それはお話が良いことももちろんだけど、役者の徹底した役作り・技量がすごいからだと改めて感じます。
抑えた繊細な演技だけど、ちょっとした目の表情でセリフなくてもこっちがグッときたりウルってくるんだから、、、やばいです。
いい映画は見終わった後に、グッときたシーンやセリフを覚えてるから、ずっと浸ってしまう。
だからこそもう一度みたいなー
信念を突き通す人はかっこいい！！！
興奮したまま書きましたが、私の今年1です。滑り込みで映画館で見れて良かった
みなさんも是非！