打ちのめされた…



昨日はガクさんとマイミクじゅにさんこと、祐美子姐さんの舞台『戊辰残照』を観てきました。
戊辰戦争時の会津藩を描いた作品。祖母が会津の出身なので尚更興味深く、会津出身のガクさんを誘って行ってきた次第でございます。
で、感想ですが、一言で言うなら「打ちのめされた…」。
今年の正月ドラマでも白虎隊が放送されていましたが、戊辰残照では白虎隊のエピソードはほんの一部。藩主である松平容保の葛藤、家老の葛藤、会津藩士の葛藤、死亡した白虎隊士の母の葛藤、唯一生き残った白虎隊士の母の葛藤…
そういったそれぞれの立場の葛藤がよく描かれていた。
金曜の事務所の稽古の時に、「客を泣かせようと思ってする自分のしたい演技というのは真に観客を泣かせることはできない。本当にそのキャラクターの心情を捉えるべし」という旨のおはなしがあったけど、まさにそれを体感しました。
泣かせようという演出ではない部分で主演の方のちょっとした仕草、セリフに涙が溢れました。
主演の新宮さんという役者さんはまさにその舞台上で、大庭修里という侍その人になっていたわけで、その心情がビシバシ伝わってきたわけです。ものすごく綺麗な日舞の所作が身に染み込んでいたのも、魅きつけられる一つの要因だったと思います。
閉幕後、ガツンと打ちのめされた感覚になったけど、それと同時に気持ち良さも覚えました。
こんな感覚を人に伝えられる役者になりたいなと思った日でした。
劇団め組 『戊辰残照』は本日まで新宿のサザンシアターにて公演中です。
絶対に観て損のない舞台だと思いますので、お時間ある方は是非お出かけ下さい!