またしても前田誠氏を敬愛するPapillon氏のブログからの繋がりで、まだ掲載していなかった「GALAMOND」のネクタイを。
左の2本がまだ「枠無し白ラベル」の前田さん期。右2本は「枠付き黒ラベル」ですからその後の物となります。
特に右端の物は、プリントの色の分離が悪く柄がボケてしまっていますし、小剣のロゴの位置もズレているという、悲惨な品質です。
これはまだ「たるみ糸」は付いていますが、その後付かなくなります。右から2本目の物には既にありません(左の2本には付いています)。
前田さんが離れてからも、「GALAMOND」のスーツ等は当時の国産ブランドとしては非常に高い品質だったと思いますが、だんだんと縫製ディテールのこだわりが無くなり、私も離れていく事となります。
これで「GALAMOND」の物は全て紹介したと思います。なかなか最近は柄的に使いにくかったり、擦り切れたり虫食いにあった物もありましたが、一応捨てないでとってありました。
ただ私も派手派手ばかりではありません。近年のブラックスーツに合わせる物も当然あります。
織柄やソリッドのタイですが、地味・じみ・ジミ・ヘンドリックス! …的に色がなくても妙に「ベーシック」感よりも「派手」感があるのはなぜでしょうか…?
右3本が末期の「BARREAUX」、左2本はよく知らないイタリア物です。
でもこの時期スーツは既に細身になっていたハズですが、ネクタイは逆に以前より太くなっていますね。
「GALAMOND」の頃で大剣が8cmくらいですが、この頃は9.5cm位です。
さてもう一つは「流行は巡る」という画像を。
両サイドは近年の細身になったギャリックアンダーソン。昔とエライ違いです。そして真ん中は86年位かな?「メンズ ズズ(MEN’S ZOU ZOU)」という詳細不明の所謂DCブランド(貰い物)。
この当時細身タイの瞬間的な流行があったんですね。その後ずっと「恥ずかしくて使えない」1品となっていましたが、こうしてみると今なら柄的にも問題なく使えそうです。