つらつらと思う……

そもそもなるちゃんがいたら

腸閉塞にもこんな酷い前庭神経炎にも

ならなかったんでは……と。


仮になったとしてもここまで酷くは

ならなかったのでは………と。


なるちゃんと一緒にいた私は

どこまでも のほほんと生きていた


どんなにイヤな出来事に遭遇しても

なんでもなるちゃんが解決してくれた


私は なるちゃんの手の中にいた


そのくせ、なるちゃんの事は

私が絶対に命かけて護ると思っていた


夢もそんな夢が多かった



なのに………現実は微塵も護れなかった


むしろ 私と出会ったことで

なるちゃんはとんでもないストレスを

抱えることになった


私を愛することで 私を常に笑顔に

機嫌よくしてほしいと願うために

いつでもどんな時でも私ファーストで。


疲れちゃったのかなあ

力尽きてしまったのかなぁ


なるちゃんは心身ともに誰よりも

タフだったのに



やっぱり私への神の戒めなのかなぁ

だとしたら、なるちゃんは

私の犠牲になったんだ


どっちにしても 私が死なせてしまったんだ




かみさま

こんな中途半端な病気や症状はやめて。


私はもう十分過ぎるほど生きたから


私の残りの寿命を 私より若い人に


全て捧げたい