心のブレーキを外す方法を書いた
コールドリーダーの石井裕之さんの著。
大人でも子どもでも、
ある程度の人生を経験をしていくと、
チャレンジする時に、
躊躇する瞬間がある。
自分に自信が持てなくなる。
そういった感情を取り除く方法として、
①スタートは繰り返して、
出来るだけ丁寧にゆっくりとやる
ということが大切であると言っている。
最初を大切に発進することで、
自己肯定感が増えてくるのだ。
また、
②気分が高揚したら、それをその場で、
行動に変えること
も大切だと言っている。
自己肯定感は、
実際に行動=「ある」ものに
変化しないと認められないものである。
気分が高揚しても、
行動をしないと、
ないものに意識が向き、
自己嫌悪に陥ってくる。
だからこそ、
感じたときに
即行動することが大事である。
そして、
③感謝の気持ちを形であらわすこと
も同様に大切。
心をどれだけ真剣に向けたか?
そういう意識を持つと、
目の前の感謝に反応出来る
自分が出てくるはずだ。
最後に、
④自分は「何であれば出来るか」に意識し、
今出来ることだけを考え実行する。
出来ないという、
今、「ないもの」にフォーカスするのではなく、
今、「あるもの」にフォーカスすることで、
一歩が踏み出せ、潜在意識も活用されていく。
未来を考えることは、
とても重要で、
潜在意識を活用することはとても大切だが、
それと同じくらい、
目の前の出来ることに意識を向けて、
今に感謝することを忘れてはならない。
未来志向、ポジティブ思考が
大切だと考えてる世界で、
もう一度自分を
見つめなおすきっかけを
作ってくれる
そんな本だと思う。
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