知覧特攻隊について書いた本。
特攻隊員が特攻前日に書いた
大切な人へあてた手紙から
どんな思いが見られるかを
書いた本である。
①あなたは誰のためにがんばるか?
これは、右翼的でも左翼的な方でも、
モチベーションを高める上で、
とても大切な問いだと思う。
当時は、母のため、兄弟のため、
恋人のため、それがひいては、
日本のためにつながっていたという
考えをしていたようだ。
②一身独立して一国独立す
この言葉は、特攻隊の遺書の中に
あった言葉。
人とは国であり、国とは人である。
自分自身がしっかりと学び、
己を立てることは、
周りの役に立つ力となることに
つながる。
この本は思想的観点が入っているので、
色々な意見があると思うが、
どんな人生を送りたいかを
もう一度振り返り、
生きる力をはぐくむ上では、
沢山の問いを与えてくれる本である。
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