『失敗を恐れるのは「本能」である。』

 

という研究考察があります。

 

「進化論的感情階層研究」

と呼ばれるものなのですが

 

内容は、めちゃ難解なので

かなり端折ってカンタンに説明すると

 

「動物は『快』を求める行動よりも

『不快』を避ける行動を優先する」

というものです。

 

 

たとえば

草原でシマウマが草を食べているとします。

 

食欲を満たすための「快行動」ですね。

 

そこにライオンが近づいてきます。

 

シマウマがライオンに気付きます。

 

ライオンに食べられるかもしれない状況で、

草を食べ続けるシマウマはいないでしょう。

 

「命の危険」という「不快」を察知したシマウマは

それを全力で避けるため、一目散に逃げだすでしょう。

 

ライオンは、ライオンで

獲物を逃がさないよう全力で追いかけるでしょう。

 

ライオンの方も

食欲を満たすという「快行動」に集中していますが

 

こちらも「食べられないと命にかかわる」

という「不快」を全力で避けていることになります。

 

動物学的に考えると

「不快」は命の危険に直結するため、

「全力で避けなければならない」

ことなのです。

 

「不快」=「命の危険」

ということですね。

 

 

これを、

「失敗」=「不快」と

置き換えて考えてみると

 

多くの人は

「成功」という「快」よりも

「失敗」という「不快」を避けることを優先してしまうため

 

チャレンジそのものを

「しない」という選択をしてしまう。

 

これは、

「動物としての本能」によるもの

ということになってしまいます。

 

 

ここで、しっかりと

「理性」を働かせたいのですが

 

それが、戦場でもないかぎり

 

多くの場合は「失敗」しても

「命の危険」はありません。

 

 

にもかかわらず

 

多くの人は「失敗」することを

異常に恐れてしまいます。

 

もしこれが

「本能」であるなら

 

逆らうのは難しそうですね。

 

 

でも、

ここで気を付けたいのは

 

「失敗を恐れない自分」

になるのが目的ではない

ということです。

 

 

「失敗」はつらいことです。

 

なかなか

「うまくいかない事」と向き合うのは

しんどいことです。

 

でも、

「うまくいかなかった時の自分」というものに

どのように向き合うのか

 

ここが

「大きなポイント」

だったりするんですよね。

 

 

「失敗」することは

恐くて、つらいこと。

 

だから、小さく挑戦して

小さな「失敗」を繰り返す。

 

恐くても、つらくても

少しずつ「行動」する。

 

「失敗」することが

恐くなくなったりはしないけど

 

それを「恐がる自分」も

受け容れて

 

少しずつ「前」に進んでいく。

 

やっぱり

これしかないと思うのです。

 

 

 

ほんの少しでもいいから

「行動」しましょう。

 

「本能」に逆らうのは難しそうだけど

 

だからといって

「幸せになる権利」を

手放す必要はありません。

 

 

しっかり自分と向き合って

 

前に進んでいきましょう。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

失敗をいっぱい重ねていって、たまにうまくいって、という繰り返しだと思うんですよね。

 

バッティングとは何か、野球とは何か、ということをほんの少しでも知ることができる瞬間というのは、

きっとうまくいかなかった時間と、自分がどう対峙するかによるものだと思うので。

 

なかなかうまくいかないことと向き合うのはしんどいですけど、これからもそれを続けていくことだと思います。

 

イチロー(元プロ野球選手)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

※リブログ歓迎です。

 

この記事を読んで「面白かった」「役に立った」と思ったなら、ぜひ僕の公式メルマガにご登録ください。

 

あなたの「自由で幸せな成功」に、さらに役立つ情報をお届けできればと思います。

 

ご登録はこちらから

 

『なるさん公式メルマガ』

https://k.naru1205.com/p/kaBpwO9HAKr1