オリンピックに携わる人は、差別意識がある人(あった人)では適任ではない。

 差別的な「表現」をしている(していた)人はこの職務についてはいけないと思う。

 

 確かに、小林さんを擁護する意見もある。

 しかし、小林さんは、他の舞台で能力を発揮したらいいのであり、それはオリンピックではない。

 

 小林さんを擁護する人は、ユダヤ人大量虐殺のホロコーストについて鈍感なのだろう。

 

 そういう人は、日本に当てはめて考えてみると良い。

 

 例えば、ユダヤ人が「広島・長崎の原子爆弾で大量殺人した時のようにやろうな」と言ったらどう感じますか?ってこと。
 原爆を投下することは二度と起こしてはならない。

 それをこのように海外の人が面白おかしく言ったら、日本人はどう思うのか。

 海外の人が、お笑いタレントなら許されるのか?そんなことはあるまい。
 

 

 自分のことと置き換えたら、どれほどひどいことを言っているかわかる。

 わからない人は「自分事」としてとらえてないから。

 

 他人事だからいじめも起こる。

 要は、いじめる側は想像力が乏しすぎるのだ。
 普通なら、ちょっと考えたら「こんなことをされたら嫌だろうな」と容易に想像がつく。

 一言で言うのなら、いじめる奴ってアホ。思いやる心が欠落しているのだ。

 

 いじめる奴や被害に遭った人を平気で笑い者にする奴は同じ人間だと思っていない。

 恥を知れ、と言うことだ。