2019年4月に造血幹細胞移植をして
2024年4月に寛解。

初めの2年間は副作用や脱毛に悩まされて、2〜3歳の我が子の子育てに集中。
その後2022年8月に仕事復帰。

勤務形態や勤務時間、通勤に苦労して2023年4月に転職。

一人娘との時間を大切にしたいと思い
7:00〜15:30のシフトに変更。

2024年9月現在ホルモン治療のみで元気に暮らしています。

家族3人でこのまま幸せに暮らすこと、ただそれだけを祈っていました。

そんな中、婦人科の診察で突然『お子さんは1人でいいんですか?』と。

移植を決めた日から、生き続ける為に2人目を諦めていた。
初めて会う方や久しぶりに会う人に、2人目はいつ?一人っ子はかわいそうだよと言われ続けた5年間。

周りに子供が増え、2人目、3人目のママがたくさん。
娘にも妹が弟はいつ?と聞かれ、胸が苦しくなり
ただ『ごめんね。ママが病気になってしまってもうママのお腹には赤ちゃんがこないの。』と伝えてきた日々。

突然の主治医からの言葉に戸惑い、小さな声で『ほしいです。でも諦めてます』と。

寛解しているし、現状の体を調べてもいいかもねと。

すぐに家に帰って主人に『お金がかかるかもしれない。それに調べたら、もうあなたは生涯子供を産むことができないと言われてしまうかもしれない。少しの希望も持てなくなるかもしれない。怖い。迷ってる』と伝えた

そしたら主人は『今このタイミングで主治医が伝えてくれたことに意味があるんじゃないか?、あなたの身体が第一。でも、第二子を授かることができる可能性があるなら、お金のことは気にせずやってみたいと思う』と。

夫婦2人だけでやれることをやって行こうと決めた。

もう孫は増えないと思っている両親。
私の体を第一に考えてくれている。
私が第二子をほんとは欲しがっていたことも知っている。
もし変に期待させてしまって、だめでした。となるとまた心配をかけてしまう。

両親に心配かけるのは病気だけでいい。
もう心配はかけたくない。

とりあえずホルモン治療をやめて生理を待つ。
そして、生理が来たら病院に連絡。

造血幹細胞移植の際に致死量の抗がん剤や全身に放射線をしてしまったので、もう自力では排卵しない。

なのでホルモン治療をやめたら1週間くらいで人工生理がおこる。

今はただその時を待つしかない。


神さま。どうかチャンスをください。