変わるもの変われないもの
1979(昭和54年)、「四柱推命の秘密」という本が出版された。
著者の名は歌丸光四郎氏。
「易学」の第一人者として、戦中・戦後より政財界に影響を
与え続けた、知る人ぞ知る人物だったらしく、関係者たちは
畏敬の念を込めて「渋谷の仙人」と云っていたらしい。
その氏が、「四柱推命の秘密」という誰でも理解出来そうな、
ストレートなタイトルの本を出版したのは、「これは長く
人々に愛される本になるだろう。」という自信があったのだろう。
事実、この本は氏が亡くなった後(1987・昭和63年没)も
増刷は続き、1992(平成4年)には氏の教えを引き継ぐ
人達の手により「新・四柱推命の秘密」が出版され、
2001(平成13年)には、氏の遺志を尊重する形で
新たな内容が加えられて、「決定版・四柱推命の秘密」が
出版されている。
ベストセラーというものが、一時、勢いよく売れて、その後
忘れられる物ではなく、長く人々に愛され続ける物が
ベストセラーなら、この本は間違いなく
真のベストセラーと呼べるものだと思う。
本物のベストセラーとは、いつの時代でも
呼吸を止めることがない。
いつの時代でも、変わるものと変われないものがあるように・
