おいでくださいましてありがとうございます✨️



忘備録的な感じで残します。





先週の連休は、親の家の庭木が伸びてしまっているので、土曜日は休みを取って(出勤日だった)庭木の伐採に行っていました。


自宅はマンションなもんで、庭の手入れなどしませんので、変に筋肉を使ってもう若くない私たちはヘロヘロでした💦



日曜日の自宅へ帰り道、途中にある老人ホームに寄ろうかなあ…父の顔でも見て…まあ、来月また来るし、その時でいいかなと、そのまま帰宅したのでした。


最近、父も状態が落ち着いているみたいだし、と思ったからでした。




明けて月曜日の朝(海の日)


6時半前に携帯がなりました。

老人ホームからでした。



お父さんの呼吸が確認できません

すぐに来てください


え…ッ!?

はい

分かりました



夜中や朝方に電話が来ることは何度かありましたが、今回は迷っている暇はありません。

状況は分かりませんが、とりあえず行かなくては。


…とは言え。

そんなにすぐには行けません。



わんこの散歩をさせて、何日間かの滞在を考えて荷造りをしていると、再び老人ホームから電話でした。



慌てて来なくて大丈夫です。


え?


先ほど訪問医の先生がいらして、死亡診断書が出ました。

慌てて来なくて大丈夫ですが、なるべく早めに来てください。


ああ…そうなんですね…。




夜中の巡回では息をしていたけど、朝の巡回では息をしていなかったそうで、本当に突然の事だったようです。




そのうちにそんなこともあるのかも…とは思っていましたが、こんなに早く来るとは思いませんでした。


必要になるかもしれない書類や証明書をありったけ持って、とりあえず向かいました。


老人ホームに到着し、父と対面しました。

眠っているような穏やかな顔でした。


誤嚥性肺炎を何度も繰り返していたので、これ以上苦しい思いをして欲しくないと思っていましたが、最期は苦しくなかったんだなあと分かりました。

ちょっとだけホッとしました。




実は先月、葬儀会社の互助会に入ったばかりでした。


葬儀保険というのもありますが、父は保険に入れる対象ではありませんでした。

互助会なら父も母も対象になり、待機期間もないとの事で入会したのです。

こんなにすぐにお世話になるとはねえ…と思いながら家を出る前に担当営業さんに連絡しました。


老人ホームへ私たちが到着するのを待って、父を葬祭場へ移動させてくださいました。



葬祭場で色々な説明を受けます。


葬式などをするのかどうか

参列者はどのくらいなのか


などを打ち合わせます。



うちは親戚が東京方面にいますし高齢です。

参列をお願いするのはちょっと無理なので、家族だけでお別れ会をして、お坊さんなどもお願いせずにシンプルにしました。


遺影も家に飾る場所がないので作らずに、手元にある写真を飾ることにしました。


こう言ってはなんですが、小さな葬儀場で私たち家族の他はご利用者もいませんでした。

ゆっくり父と家族と過ごす時間を持てましたし、特に気を使うことも無く、父を送ることが出来ました。




火葬が済んで、家に帰ってきました。
父のお骨を棚に収めて(まだお仏壇が無いので)ふと見ると、父が家に帰ってこられて喜んでいる気配がします。
悲しいとか悔しいとかそんな感情は全然無くて、嬉しい嬉しい、戻ってこられて安心!そんな空気がありました。

あー、父ちゃん喜んでる✨️

そんな感じで私も嬉しくなったのでした。


翌日、妹が朝起きてきたら、

父さん、家の中ウロウロしてるでしょ
と言い、


うちの旦那さんも、

火葬場で、離れたところから見てニヤニヤしてる奴がいたような気配があったんだけど、父ちゃんかなあ…と言いました。


父ちゃんや、嬉しかったんだろうねえ…。
お家に帰ってこられて良かったねえ。


なので、なんだか全然悲しくないのです。

もちろん、肉体の父に会えないのは寂しいですが、父が喜んでいるのがわかりましたし、居なくなった訳じゃないんだなと感じました。

嬉しがっている魂は、なんだか怖いと思いません。
(元々私は怖がりで、幽霊ものとか大の苦手です)

肉体を離れたことは寂しいけど、父が嬉しいようなので悲しくなれません。


そんなこともあるんだなあと不思議な感じですが、そんな感じで父を送ることが出来ました。


最後に父に会えなかったことは残念でしたが、連休から1度自宅に帰って来て、また呼ばれたのは良かったのかもしれません。
書類や証明書、わんこの荷物等、必要なものを取りに帰った様でしたので。
不思議と言えば不思議ですが、全部タイミングが揃っていたように思えるのです。



その後、役所やら銀行やらの手続きが始まっています。

そのうちにまとまったら、また記事にするかも知れません。



とりあえず父ちゃん、おかえりなさい。



その辺ウロウロしてるんでしょ。

また歩けるようになって良かったね。

まあ歩いてるかどうかは知らんけど。