こんにちは。
はあのんです。
乳がんになって、
手術が決まった時から、
(全摘かどうかわからなかったけど)
全摘だったら、そのあとどうする?
の選択肢が、
いろいろあるのはもちろん勉強しました。
全摘と同時に再建(おっぱいを作り直す)に向けて、
エキスパンダーなるものを入れる、
「同時再建」
という方法があることも、
再建も、エキスパンダーで十分皮膚を伸ばしたのちに、
再手術でシリコンを入れたり、
自分の体から組織を持ってくる自家再建もできる。
私のお世話になってる先生は同時再建は反対派で、
予後を十分見極めてからになるけど、
行ってる病院の形成外科は乳房再建が得意。
ということも。
でも、一貫して私の気持ちは、
「再建はいらない」
でした。
なぜかは、よくわからないんだけど
もう若くないし、結婚して子育てして授乳も終わってるし、
もういいか、って思えるんじゃない?
って周りには言われるけど、それともちょっと違う気がする。
前にも書いたけれど、
切除する右のおっぱいに対しての思い入れは、
すっごくすっごくありました。
子育ての戦友として、
「君がいなかったら、私の子育てどんなに大変だったか!」
と感謝してるのに、(大げさ(笑))
切り取って私ばっかり生き残ってごめん!
という気持ち。
でも、残った自分に片方しかおっぱいがなくなることには、
特に何も思わなった。
でもでも、そうは言っても、切ってみなくちゃ、
片っぽになった自分を見なくちゃ、わかんないんじゃない?
…でも、見ても変わらなかった
「うん、おつかれさん!」
って感じ(笑)
もう過ぎたことになっちゃってる、
というのが、1番ぴたっとはまるような。
ま、もともとめんどくさがりなので、
もう2回入院して手術はないなー。
とも思うし
元に戻そう、と思わないってことが、
すでに若くない、ってことなのか
(気持ちがね)
女性でいたい、
女に見られたいという気持ちが薄いのか?
はたまた、自己肯定感が低いのか?
ま、いっか。