blender2.8での20世紀FOX風のオープニング作成 | なるのブログ

blender2.8での20世紀FOX風のオープニング作成

blender2.8において、期待する画像効果が得られなかったのでYahoo知恵袋からコピペ

(該当ページが削除されていたのでキャッシュから)

https://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:B05OSONoUCcJ:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12212216877+&cd=15&hl=ja&ct=clnk&gl=jp

 

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ID非公開さん2019/8/1809:31:23
blender2.8での20世紀FOX風のオープニング作成について。

20世紀FOX風のオープニングが作りたく、blenderとMatt-Hoeckerのブレンダーファイルを入手し、文字編集等を行い、レンダリングしましたが、カメラワーク、文字位置、ライトのアニメーションは正確に動くのですが、背景の夜景が表示されません。
どなたか、解決方法をご教授いただけませんか、、、

 

 

fal********さん 2019/8/1823:11:04
このFOXのテンプレは、Blender Internal(BI; 2.80で消滅した伝統的なBlenderのレンダラ)用のファイルです。
2.80では思うような効果は出ません。
そもそも、スポットライトの白いところができません。その気になればできることはできますが(ボリューム; Volumetric Lighting、調べれば出てきます。これとかhttps://www.youtube.com/watch?v=AXjE-t6dFZ8)、かなり重くなります。

テクスチャが出ないのは、BIと2.80搭載のEEVEE・Cycles二つのレンダラのマテリアルのシステムが違うからです。

BIでは、マテリアルは基本的にマテリアルパネルだけで編集します。「テクスチャ」というタブでテクスチャを作成し、そのタブでマテリアルへの影響を設定するシステムでした。
また、マテリアルは非物理的です。

ですが、EEVEE、Cyclesはノードベース(いくつかの部品、つまりノードをビジュアル的に組み合わせて何かしらを作るシステム。わかりやすい例えでいうとプログラミングのScratch。でもわかりにくいか)のレンダラで、シェーダー(マテリアルの素)のノードにテクスチャのノードを接続してテクスチャを使用します。基本的に、ノードでしか編集できません。
マテリアルはPBR(physically based rendering; 物理ベースのレンダリング)で、BIとまっっっったく違います。

つまり、2.80搭載のレンダラは、BIとはマテリアル・テクスチャのシステムが根本的に違うため、テクスチャもマテリアルの設定もほとんど何もかも使えないのです。
BIのマテリアルをEEVEE・Cyclesにロードすると、「ノードを使用」というボタンが出ます。これがその証拠です。

Blenderファイルに画像が内蔵されているため(つまり画像は見えないところに残っている)、ノードを使って画像をシェーダーに繋げれば使えないことはありませんが、マッピング(画像の貼り方)がおかしくなります。それに、冒頭にも述べたように、スポットライトの光が見えません。

結局何を言いたいのかというと、2.80ではなく、残念ながら2.79b以前のBlenderを使わないとうまくできないぞ、ってことです。
2.79bはここから。
https://download.blender.org/release/Blender2.79/

Happy blending!

 

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