【 お知らせ 】
ブログの名称を変更しました。
同名で著名なブログが存在していたため、

ご迷惑をおかけしないうちにと思い、

突然ではありますが、変更させていただきました。

 

      

 

アナログプレーヤ その1   フランケンシュタイン

 

安易にもメインスピーカと同名にされてしまったプレーヤー。

 

 

 第1のアーム   SME3009

 

SHUREのV15は、このアームやSAECのアームなしにはその真価を
十分には発揮できないかもしれない。

主人はSAECの方が気に入っているようだが、これまで縁がなかった。
「いつかは、SAEC!」と、気長に出会いの時を待っている。


主人は独特の経済感覚の持ち主で、どんなに気に入ったものでも彼の感覚に合わない価格のものには決して手を出さない。

その感覚が時によって、物によって変動していることに本人は気づいていない。
これまで何度かSAECに出会ってはいるが、その「感覚」が災いして、好機を逃している。

 
 

 

SMEの最大の欠点は、台座の脆弱性にあり、

ヤフオクで入手した真鍮製のスぺーサーに乗せられている。
 
以前の家では、ナイフエッジが少しずれただけで不満を漏らしていたが、
この家に移ってからは、機嫌良く音出しに励んでいる。
 
主人はV15についてはTypeⅢよりもⅣの方が気に入っているようである。

 
 

 
第2のアーム    「煙管Ⅲ」
 
DENONのプレーヤーから取り外され、
無惨な改造が施されて、「煙管Ⅲ」と名付けられた。

S字パイプの両端が切り取られ、カーボン製のパイプに換えられている。
使われたカーボンパイプは、主人が以前楽しんでいたバドミントンの
ラケットとゴルフクラブのシャフトである。
 

 

 

 

 

「煙管Ⅲ」と名前にⅢがつくのは、同様に改造されたアームが
他に2本あるためだが、
それは機会があれば後日紹介させていただきたい。


ヘッドシェルは、カリンの木を用いた趣味人の手製によるもので、
これもヤフオクで入手。

水平が正確には出ておらず、カートリッジ取り付け用のネジ穴も未加工であったため、
audio-thecnicaのマグネシウム製ヘッドシェルを半分に切断したものを接着して
そのふたつの問題点を克服し、木と金属のハイブリットにした。
そのため重量が増加し、バランスをとるのに苦労している。
このアームはDLー103系用に使われている。
 

 

             



第3のアーム   STAX UA-7
 
audio-technicaなどのMMカートリッジ用であるが、
最近はほとんど活躍の場を与えられていない。

 

 

 

 
アナログプレーヤー その2   EXCLUSIVE P10

これも、岡崎の電波堂に下取り品として引き取られもので、
まだ売却価格も決まっていないときに主人が見つけ、一目惚れしたもの。
下の写真は購入直後、愛知県在住中のもの。
 

 
 
現在は下のような様子で、OrtofonのMC-20用になっている。
 
中央に鎮座しているスタビライザーは、金属加工業を営む知人の父親が、
主人の拙い設計図通りに、純銅の丸棒から削りだしてくれた。

ターンテーブルシートは以前紹介したブチルゴムシートに
ドライカーボンシートを貼り付けたもの。
 

  
  
            

                   愛用のカートリッジ
 
 

 

 

このカートリッジのなかには、カンチレバーの移植によって
延命措置が施されたものがいくつかある。

移植手術の概要は、今後患者が訪れた際に紹介させて
いただくつもりである。

 

 

 

 
 

 

 

 

以上のような仲間たちによって拾われた音は、
DENONのPRA-2000やLUXMANのE-1を通してプリアンプに送られる。
 
PRA-2000はプリアンプであるが、フォノイコライザー部分のみが使われている。
フォノ入力が3系統(MC1,MM2)あり、3アーム仕様のプレーヤーにうってつけである。
 
E-1も優秀なフォノイコであるが、主人のお気に入りはどうやら
DENONの方で、電源は入れてもらえても音を通してもらえることがほとんどない。



 

  




              【 続く ・・・  かもしれない 】