no rain, no rainbow
虹には吉兆のイメージが備わっている。見た人皆に幸運が訪れるとは信じがたいことではあるが、「信じる者は救われる」といった心持でいたほうが、幸福なことに間違いはない。「虹のふもとには宝が眠っている」ともいわれる。ベランダからみえた虹は、赤城山の中腹に宝が眠っていることを示している。昔、「地図を使った歴史への旅」と題した短い話を造ったことがある。その中で、徳川埋蔵金は赤城山ではなく、「足尾近くのとある場所」(その場所の名前は、話を聴いてくださった人だけが存じております)にあると結論づけたが、この虹が示す場所は赤城山であった。待てよと思い、Google Mapで確認してみると、自宅から見えた虹のふもとが示す場所は赤城山のさらに先、「足尾近くのとある場所」であると言ってもよさそうである。信じる者は ・・・しばらくブログから遠ざかっている間に、庭の草花は、この春の気まぐれに惑わされながら、山が笑い始めたころから今日まで、うつろい続けていた。植えてから9年目を迎え、出だしから快調。朝からアスパラガスが食卓を占拠している。長年試行錯誤を続けている芝生の管理。この春は新しい試みとして、土壌の微生物相が改善され、芝生の生育に適した土壌環境を作るというカルスNC-Rという微生物資材を大金を投じて購入し、散布した。芝生の葉は繊維質が非常に多く、分解されにくいのが特徴で、刈り取られた葉が芝生の表層に堆積して、芝の生育を阻害するサッチと呼ばれる難敵が形成されてしまう。その扱いにくい相手を管理人の代わりに微生物が芝生にとって有用なものに改心させてくれるという有難い資材なので、大金投入もいたしかたない。NO RAIN, NO RAINBOW