14日火曜日に網代港亮知丸からエンジン船でジギングする予定だったが強風予報で中止となり沢に入ったのですが、17日も仲間が休みで、他の仲間は2人とも都合悪いということだったのでカヤックにしました。前回行っていい地形だった場所が気になるので再度同じ場所へ行くことになりました。今までずっと出艇直後は魚探が動かなかったのですが、どうもバッテリーの設定の問題のようで仲間が色々ネットで調べてくれて、

「ボタンを押した後にバッテリーを繋ぐといいみたいだ。」

というので家で試しに本体、バッテリー、トランスデューサーを繋いで試してみると・・・

15V出るじゃないですか!問題解決です。月曜日夜1時過ぎに自宅発のつもりで準備したが、いつも通り出たのは1時半笑2時間で着くのでまあ間に合うでしょうといつも通り16号→17号→環八経由で246号で海老名へ、ほぼ時間通りに到着し仲間の車にカヤック、荷物を乗せて出発、明け方明るくなってきた頃に到着、準備して出艇しました。岸から見ても沖に兎が見えていたが、出てみるとうねりが強い。しかも風もあるのでちょっと危険な感じであまり沖には出られない。ちょっと出てみたが沖で波がたまにブレイクするので危険な状況なので仲間は一旦上がって様子を見るという。オイラは海に浮いていない限り魚は釣れない!と沖に出られないので水深15mあたりまで出て岸に向かって流されるので仕方なくTGベイトでやってみる。とてもこの水深ではまともにスローピッチはできない。アカハタでも釣れないかな〜とやっていると突然ガツン!と当たるが抜ける。なんだよ〜と何度も漕いでは流されを繰り返しているとようやく当たり!引くのでこれはエソではないとウキウキしていると・・・グ〜フ〜笑

いつものシロサバフグでした。毒はないのでキープ、そんなこんなでなんとか浅場をやっているとだんだん風が落ちてきたので仲間に電話すると、ちょうど今出艇したという。今回は魚探が働いているので反応を見ながら沖へ漕いでいく。途中わずかな反応はあるがいい反応はない。どんどん沖へ漕いでいき、50m超えても反応がない。前回沖にいいブレイクがあったのでそのあたりまで漕いで行ってみると突然魚探に何か反応が出る。水中にかなりの起伏があり、とうとう根を発見!すぐにジグを落とすがなんとなく潮がらみが悪く感じたためジグをディープライナーのスパイからシマノのキングスラッシャー120gに変更して根回りを探ると、遂にきました!ガツンとアタリ竿が水中に引き込まれる。ドラグはキチキチに締め込んでいるのでラインはほぼ出ない。少しだけ出されるがほぼ出ない。しばらく強い引きに耐えて、巻ける時だけリールを巻き上げる。徐々に巻き上げられるようになったので根から離せた頃合いで少しドラグを緩めてやり取りする。この引きはとうとう目的のカンパチか?やったか?とウキウキしながらやりとりして、何度も強い引き込みを耐え、ついにリーダーが入った。このところ使っていないネットを取り出して取り込み準備をして魚を寄せる。徐々に魚が近づきようやくネットイン!ネットに入れる前に魚の頭が見えて・・・あれ?カンパチじゃないな・・・胸鰭を確認すると・・・ヒラマサでもない。結局ワラサでした。

 

オイラも疲れたが魚もよっぽど疲れたのか、ネットに入れてカヤックに上げても全然暴れない。おかげでフィッシュグリップやストリンガーをかけるのも容易でした。

魚探の海底地形図にもはっきり根が写りました。これはまさにガーミンのおかげです。ホンデックスではわからないですね。この辺り全体が複雑な地形になっていました。これなら魚がいるはずです。この後いいポイントを見つけたと仲間を呼んでしばらくやりましたが、だんだん風が出てきてまた危険な感じになってきたので諦めて戻ることに

途中何度か怪しい反応があり、30mあたりでは巨大なベイトボールが映ったのですがジグには当たりがなくそのまま終了

家に帰り道具、カヤック、車を洗い一旦仮眠して夜中になんとか起き上がり魚を捌く。

ワラサは大体70cmくらいでしたが太い!仲間からもらったカサゴは腹を出して新聞紙に包み冷蔵庫へ、フグは腹出し、皮を剥いで冷蔵庫へ、ワラサは3枚におろして皮を引き中に居た寄生虫を取り除き四半身に切り分けて冷蔵庫へ、中落ちや頭の後ろにいい肉がついていたのでそれを皿に盛ってみるとそれだけで大盛りに笑

ビール飲みながら半分くらい食べてもう十分と後は醤油と味醂で漬けにして冷蔵庫へ

普段イナダを釣れた当日刺身にすると美味くないので食べないのですがこいつは美味い。

冷蔵庫で熟成させるときっとさらに旨くなるでしょう。期待大です。