彼が発病したのは、中学2年生の時でした。小学校・中学校の同級生で、同じ団地に住んでいました。
血液型はAB型でしたので、治療の為の血液が不足していて、学校を通じて献血の呼びかけがありました。私の父がAB型でしたので、献血に行きました。
一時は持ち直して、高校にも進学しましたが....在学中に帰らぬ人となってしまいました。
一軒一軒....「息子の為に献血してくださいましが 」と、まわっておられたお父様の憔悴した様子が....今でも思い出されます。
今日 患者本人のIPS細胞から血小板を作り、再生不良性貧血などの血液の難病の患者に輸血する臨床研究
の実施を京都大学の研究チームが国に申請した.....と言うニュースが報じられました。
このニュースを聞いて、真っ先に思い浮かべたのは、彼の事です。
もう 40年以上も昔の事。もし、当時この技術があったなら.....彼は今でも生きていたのでしょうか?
倫理的な問題、安全性の問題.....色々あるでしょうが、病に苦しむ人々にとっては、希望です。
どうか、一部の人の為だけではなく(あまりにも高額だと、庶民には手が届かない)、全ての人に用いられる....そんな技術でありますように